PENTAX 67_4111-2_R

2013年5月13日

Planar T* 1.4/85 という選択

ついに手に入れてしまいました。COSINA Carl Zeiss Planar T* 1.4/85を買ってしまいました~!

話が長くなりそうですので(汗)、まずはそのお顔を拝見。

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「新人のプラナ~85mmです!」

我が家のPENTAX単焦点群に囲まれ、少し緊張気味のプラナ~君。これまで単焦点はすべてPENTAXのレンズを使ってきた私にとって、初めての他社単焦点!

ずっと使ってみたいな~と思っていた、Planar T*です。で、焦点距離の選択は・・・85mm。

なぜ85mm?!

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「大きな前玉・・・」

それは・・・単純で~す。単焦点では85mmという焦点距離を持っていないから!

Kマウントでは31、43、55、77、100mmとあるのですが、85mmは抜けておりました。85mmと言いますと、PENTAXにも歴代の銘玉がございます。A☆85mm、FA☆85mm・・・いずれも製販終了品で中古でしか手に入りませんが、その中古ですら良い物は8~10万円します。さすがにコレはなかなか手が出ません・・・。

実は、つい先日、お恥ずかしながら私誕生日を迎え(もう誕生日を祝う年でもないのですが・・・汗)、妻から「何かレンズかカメラで欲しいのあるの?」と聞かれました。お~!これは願っても無いチャンスです!予算を聞いて、「ん~・・・いっぱいあるよ!」と応えました。こういう時は、素直に喜び、感謝して受け入れるのが得策です!

で、正直色々と迷いました。理由は、

1.コンパクトなカメラも欲しい

2.K-5Ⅱsもずっと欲しかったし・・・

3.Carl Zeiss(特にPlanar)使ってみたいな~・・・

とございました。

実は、この7月に独国へ出張予定があります。その前後(日程は未定)に米国への出張も控えております。ということで、コンパクトで持ち運びやすいカメラを欲しかったんです。特に、モノクロで殆ど撮ってやろうと思っておりまして、モノクロに強い機種を考えておりました。第1候補が、SIGMA DP2 Merill。このカメラの素子、Foveonはおそらく現行デジタル機で1、2を争うダイナミックレンジの広さを持っていると言われております。また、特にモノクロ描写がとてもフィルムチックであると。あのLeicaのM9にも匹敵するのでは・・・(言い過ぎ?)?と評価しているところもありました。

でも、SIGMA・・・レンズがな~。実は、あまり好みでは無いんです。もちろん、全部使ったわけではないですし、サイトに掲載されている作例などでの判断ということもあるのですが、ちょっと二の足を踏んでおりました。

2.は言わずと知れたこと・・・なのですが、最優先か?と言われると、今はバケペンも手に入れてしまったし、そもそも解像度にそれほど拘りを持っていない私は、今のK-5でも十分なところもございます・・・。ん~・・・。

で、3.なのですが、まずなぜZeiss Planarなのか?ですが、黒顔羊さんを初め他のサイトにも登場しているZeissレンズの中でPlanarが、一番私の好みの描写なんです。50mmや85mmは、まさに直球ど真ん中!って感じです。で、そのプラナーの入手を考えた時の最初の考えは、ハッセルブラッドでした。500C/Mであれば、Planar 80mm付きで10万円を切るくらいです。おまけに、6×6というフォーマット、ウェストレベルファインダーへの憧れ、などを考えるとコレかな?と思いました。で、黒顔羊さんに相談したところ、レンズシャッターで最高SS1/500秒・・・。おまけにレンズシャッター式のレンズは大きく、重く、高価。そっか~、盲点でした。ボケを楽しみたいと思ってのプラナーなのに、開放で撮ることが難しい・・・となれば、これは意味が無いかな?おまけに重いらしいんです。手軽に使えることを考えると、ちょっと厳しいな~。

で、KマウントでPlanarを導入しよう!と考え始めました。日本ではCOSINAがZeissのライセンスを持っており、Zeissレンズを製販しておりますが、PENTAX用のZKマウントは製販終了となっております。ですので、新品はもう市場に残すのみとなっております。正直50mmは見付けられませんでした。そこで、85mmです。実際、私はDA★55mmを持っておりまして、Planar T* 1.4/50は焦点距離が被ってしまうんですね~。持っていない焦点距離となると、85mmなんです。

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「貴重な存在・・・ZKマウント」

少し話が戻るのですが、海外出張の際のコンパクトな機種はどうする?

この答えは・・・135判フィルムカメラです!PENTAXの135判の銀塩カメラはとにかくコンパクト!これはいい!

と言うことで、現在お手ごろなMX辺りを物色中です~!

これにネオパンを詰めて、独国、米国の出張時のスナップに使おう!と思っております。後は、K-5辺りを持って行けば、高感度も使えるし、カラーで欲しい!となった時にも使えます。

こうすれば、レンズもKマウントで統一できますし!

と、長々とお話しましたが、そんな訳でこのZeiss Planar 85mmの入手となりました。

さて、その写りは?!

まだ、家の中で数ショット試写しただけですが、やっぱりこのボケ味はいいです~!好みなんですよね~!

ここから下は、このPlanar 85mmで撮った物です~。

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「極薄ピント」 Zeiss Planar T* 1.4/85

開放F1.4で、最短撮影距離付近で撮りますと、もうそのピントの薄さにびっくりです。ピントの芯はとてもピーキーで、それを僅かでも外すと、少しソフトフォーカスっぽくなります。でも、ピント部分はきわめてシャープです。

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「魅惑の後ボケ」  Zeiss Planar T* 1.4/85

この後ボケの柔らかで、滑らかな描写!ん~、美しい~!

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「華やかな前ボケ」  Zeiss Planar T* 1.4/85

後ボケに比べて、少し華やかな感じのする前ボケです。

おそらくこの前後ボケの差が、きちんと立体感描写に寄与しているんだろうな~、と思います。

このレンズ、写りはもちろん優秀ですが、造りもすばらしいです!シンプルで美しいデザイン、しっくり重いヘリコイド。質感高いメタルフード、Zeissのマークが入ったレンズキャップ。かなりの高級感です。

ヘリコイドは、PENTAXレンズが非常に軽いので、最初一瞬戸惑いました。でもMFしてみると、その滑らかな動きと、ガタつきや遊びの無い感触が、とてもしっくり来ます。本当に、良く出来ているな~と思います。

これから、このレンズを使って写真を撮るのが、楽しみです!

さて、最後に、この素敵な贈り物をくれた妻に、感謝感謝です~!

今回の現像は、LR4のモノクロプリセット、クリーム調でした~・・・。


バケペンで絞るとどうなるの?

以前、ricky007さんからお題を頂いてから、ずいぶん時間が経ってしまいました(汗)。

(ricky007さん、遅くなってすみません~!)

で、お題は何か?と言いますと、バケペンでガッツリ絞って駒ケ岳辺りをカリンカリンの画で見てみたい・・・でした。カリンカリンになるかどうかは別として、確かにきっちり絞って撮って見たいな~と思いました。バケペンできっちり絞る・・・つまりF16とか?F22とか?まで絞るとなると、SSはかなり落とさなければ適性露出は得られません。おそらく1/30秒とか、1/15秒とか・・・。ここまでSSを落とすと、さすがに手持ちは厳しいです。ブレブレになって、何のために絞ったのか分からなくなってしまいます。

と言うことは、普段、極力持たないようにしている(笑)三脚を持ち出す必要がありますね~。

私の持っている、ヤワな三脚は、あくまで非常用として持っているだけなので、耐荷重はたったの2kg。でも、K-5やK-7なら、全然問題なかったんです。ただ、バケペンとなると・・・どうかな~?

・風が無ければ、大丈夫かも?

・脚を全部伸ばさなければ大丈夫かも?

・ま、多少ブレてもいっか~(爆)!

ということで、そのヤワな三脚担いで、バケペン首から下げて、駒ケ岳の麓まで出かけました。先日もお届けしました、雪融け水が溢れる砂防ダムからです~。

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「怒涛の雪融け」 NEOPAN 100 ACROS

こちらは、三脚に据えて、F16まで絞って撮りました。SSは1/30か1/15だったと思います~(汗)。C-PLも付けておりました。

現像は、最近もっぱらコレばかりですが(汗)、LR4のセレン調です。

NEOPANのラチュードの広さを感じますね~。空や水飛沫、飛んでないんですよ~!このフィルム、凄いです!

さすがにF16まで絞ると、きっちり解像してくれますね~。デジタルの様な、カリンカリンとはちょっと違う感じですが、骨太のパンフォーカス、って感じです(笑)。

ちなみにピント位置は、二つの落ち込みの真ん中、中段にある岩です。

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「駒ケ岳大瀑布」 REALA ACE 100

逆光で、明暗差の激しいシチュエーションだったので、やっぱりネガフィルムのラチュードの広さに甘えよう(汗)、ということで、リアラエースを使ってみました。ちなみにこちらは、手持ちです。絞りはF8.0くらいで、SSは1/60か1/125だったと思います。こちらでもC-PLは付けてました。

ピント位置は、上↑の写真と同じで、中段の岩です。構図(アングル)はちょっと違うのですが・・・(汗)。

手持ちできるSSということで、水の流れの感じは違いますね~。解像感という意味では、ちょっとぱっと見の差は良く分かりません。等倍で見ると、ピント位置付近の差は殆ど分かりません。ただ、背景の駒ケ岳を見ると、やはりしっかり絞っている方が解像しておりました(当たり前か・・・汗)。

で、もう一点は奥行き感です。先日お届けしたAPS-C機+FA31の写真と比べてみると、確かに違うんですよ~。同じように結構絞っているのですが、バケペンの方がより距離感が出ていると言いますか、奥行きを感じるんですよ。水の落ち込みの上段、下段部の距離感、背景の駒ケ岳の距離感。バケペンの方がより感じるんですよ~。

皆さんはどう感じられますか?

ricky007さん、如何でしょうか~(笑)?


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