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2013年9月

憂いを帯びたススキの表情

昨日ご紹介致しました、霧中写真ですが、プロローグがございます。

今日は、そのお写真をご紹介しようと思います。

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「過ぎ行く夏の駒ケ岳」

私が訪れた時、最初はこんな感じでした。

まだそれほど霧は濃くなくて、山肌を見ることが出来ました。

山はまだ緑ですが、空の様子はもう秋ですね~。

短い夏が終わり、駆け足で秋が訪れ始めておりました。多分、あっという間に冬景色・・・となるかもです(汗)。

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「一瞬の全貌」

それでも、午後3時を回る頃、霧がスーッと晴れていって一瞬だけその姿を見せてくれました。

今年は、夏の間もこういう姿を殆ど見かけませんでした。久しぶりの駒ケ岳全貌です。

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「霧の緞帳」

でも、見ているうちにみるみるとまた霧に包まれていきました。

まるで歌舞伎の緞帳が降りて行くかのように。

なかなかゆっくりとはその姿を眺めさせてくれませんね~(汗)。もったいぶってるな~(笑)。

前日からの雨で、ススキも濡れてすぼみ気味ですね。西日も傾いて山影になっておりました。こういうススキの表情は郷愁を誘うんですよね~。

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「郷愁の秋」

みるみる内に、駒ヶ岳は真っ白く霧に包まれていきました。

その霧の駒ケ岳を背景に、濡れるススキを眺めてみますと、秋の郷愁がふつふつと沸いてきます。明るく光を抱くススキはもちろん美しいのですが、これもまた、ススキの姿かな~と思います。

こうなってきますと、もう色は必要ありませんね~(笑)。

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「日暮れのススキ野」

ハイ、B&Wです。LR4のモノクロプリセット、セレン調です。

日がどっぷりと暮れ、辺りが薄暗くなって来ました。ススキのひっそりとした佇まいは、少し不気味でさえあるかもしれません。

そろそろ帰ろうかな~・・・と思い始めておりました。

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「郷愁の駒ケ岳」

もう1枚、セレン調で。

背景が霧の白なので、シルエット気味にしてみました。

なんだか演歌が流れて来そうな雰囲気になりました~(笑)。

ススキはその時々で、色々な表情を見せてくれる、興味深い秋の被写体ですね~。

そうこうしている内に、霧がどんどん濃くなっていきました。

そして、昨日ご紹介した写真を撮って、この日は終了。

ほんの数時間の間で、様々な表情を見せてくれるこの場所は、一度訪れると日が暮れるまで残って眺めて居たくなるんです。この日は曇っておりましたが、晴れていて満月の頃であれば、しばらくすると月も昇ってまいります。東の方角に駒ケ岳が位置しますので、面白い絵が見れそうです。

うん、今度は、満月の頃の夕暮れに訪れることに致しましょう!

追伸; 昨日、フィルムのスキャンが出来ない~、とご報告いたしましたが、問題解決いたしました!ラップトップで、できるようになったんです。

・・・原因は??? 最新版のドライバーをインストールしたらOKでした~^^;;;


霧纏う険しき頂

越後の山々は、秋になりますとより一層霧に包まれる時間帯が増えてまいります。

夏場の強い日差しで熱せられた地面に雨が降りますと、湿度が一気に上がります。秋は朝晩の気温差が激しくなりますので、朝夕になりますと霧が立ち込めるんですね~。

9月の始めに訪れた越後駒ヶ岳も、濃い霧に包まれておりました。

この日は、前日から雨が降り続いておりましたので、霧の条件ばっちりですね(笑)!

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「霧立つ峰」

雨上がりで、空は少し青空が垣間見えておりました。

そんな中、山の谷間からは霧が立ち込めておりました。見方によっては山火事に見える・・・かも(笑)?

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「霧の晴れ間」

午後3時ごろ訪れたのですが、一瞬霧が晴れ行く場面も見られました。

でも、この後直ぐに濃い霧が立ち込め始めました。刻一刻と、状況が変化するさまを見ていると、自然の偉大さを感じますね。

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「霧纏う駒ケ岳」

日が落ちてきますと、気温がどんどん下がってきて、また霧が濃くなってまいります。

駒ケ岳も、濃い霧を纏って幻想的でした。

その頂は、まだ雲って見えませんでした。霧なのか?雲なのか?

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「折り重なる稜線」

日没近くなって光が弱くなってきますと、もう色はあってもなくても同じですね。

ということで、ここからはB&Wで見てみましょう!

まずは、オリジナルに忠実に現像してみました。霧の濃淡が印象的ですね。

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「黒と白の世界」

こちらのシーン、上↑とほとんど同じ構図なのですが、コントラストをギリギリまで上げてみました。すると、稜線の木々のシルエットが際立ってきたな~と思います。霧と峰の二つの要素は、これまた黒と白の二つだけの要素で表現するのが、一番しっくり来るように思いました。

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「険しき頂」

一瞬だけ駒ケ岳の頂が顔を出しました。

急峻な稜線を駆け上がるように霧が上って行っておりました。

またまたご無沙汰しておりましたデジタルで、お届けいたしました。

望遠で切り取る場合、APS-Cは有利ですね~。D FA100mmマクロを使用しましたので、換算150mmなんでございます。おまけにK-5ですと、手振れ補正のSRが優秀なので、夕暮れ間近の薄暗い山影でも低感度で攻められますね!

ISO200でSS1/60でも何とかなるんでございます~。

さて、悲しいお知らせが・・・。

家のデスクトップが、遂に逝ってしまいました・・・。

突然ブルーバックになって、再起動が始まり・・・。でも再起動できずに無限ループに。

で、困ったのが、フィルムスキャンです。これまでこのデスクトップでしていたのですが・・・。

ラップトップが私のと妻のと2台あるので、スキャナーを新たにインストールしてみたのです。が、どちらもスキャンがうまくできないんです。反射台の方のスキャンはできるのですが、どうもフィルムスキャンにすると駄目なんです。プレビューもできない状況なんです。

ん~、困りました。

デスクトップの方も、結構深刻のようです。リカバリーDVDを作ってあったのですが、そのディスクを使っても復旧できないんですね~。ひとまずOSから再インストールしてみるかな~と思っております。

ということで、しばらくフィルム写真をお届けできなくなるかもしれません。

あ、しばらくは蔵出しでがんばりますが~(汗)!


秋の越後三山

昨日に引き続きまして、小千谷市 山本山高原からのお写真をお届けしたいと思います。

この山から、天気がいいと、綺麗に越後三山を望めるんです。望遠を使えば、結構迫力のあるお写真が撮れます。でも、この時は広角メインで行ってみました~。

この日は、実は先日の台風19号が上陸した前日でした。日中は小雨がぱらつく曇天続きだったのですが、夕方になって雲が急に晴れてきました。

淡い色の青空が広がってきて、秋の風情が漂っておりました。

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「晴れ行く秋空」

低く垂れ込んでいた雲が、秋風にあおられて晴れて行っておりました。遠くには越後三山が3つ揃って頭を出しておりました。

まだまだ若いススキの穂のシルクの様な質感が印象的でした。

光を浴びて、白く輝くススキの穂も好きなのですが、綿毛が開く前のやや赤みを帯びたしっとりとした色合いのススキも、なかなか乙な物です。

こういう遠景では、中判の懐の広さが生きるな~と思います。きっちり絞ると、鮮明に里山の風景を描き出してくれます。RDPⅢの自然な色合いも、秋にはぴったりですね~。

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「秋の夕暮れ」

昨日お届けした蕎麦畑で撮影に明け暮れておりました。

気付けば、日はどっぷりと暮れ、辺りが暗くなり始めておりました。

急がねば!と、場所を少し移動。

この風景を撮りたかったんですね~。

ススキと月と越後三山。

風が出始めておりました。ススキが揺れていて、それをそのまま表現してみたく思いまして、がっつりF22まで絞って、長秒です。バルブで撮ったのですが、露光時間はドテ勘で3秒くらいです。もう少し長くすればよかったな~・・・とちょっと反省。手前のススキが、いまいち描写できておりませんね~(滝汗)。

あと、このシーン、色がなくてもいいかも知れませんね。

今度は、ネオパン100アクロスで、挑戦してみたいな~と思いました。

それにしても、バケペンの45mm 換算約23mmともなると、月が小さいですね~(汗)。

既に月には見えないくらいですね・・・(汗)。


白い畑の夕景

先日の風つかいさんのブログの、光が原の蕎麦畑に感化されまして、広大な蕎麦畑が撮りたくなりました~(笑)。

自宅のある長岡市の周辺にも、何箇所か蕎麦畑があるのですが、背景作りが難しい場所が多いんですね~。そんな時に訪れたのが、小千谷市の山本山です。

「上から読んでも、下から読んでも・・・」

懐かしい海苔の宣伝を思い出す名前の山ですが、長岡市の隣市である小千谷市の南側に位置する小高い山です。ここにはかつて、ファミリーゲレンデがございました。私は、学生時代このスキー場のシーズンパスを毎年購入して、毎週末訪れておりました(汗)。なので、私にとってはスキー場・・・というイメージでした。数年前、スキー人口の激減に伴い閉鎖してしまいました。

実はここには、山本山牧場というのがございます。

ナビを見ると出ているので、存在は知っていたのですが、訪れたことはございませんでした。

越後三山を望める場所・・・を探しながら、たまたまここを訪れたのですが、寄ってみてびっくり!

かなりフォトジェニックな場所でした。

この山本山牧場の様子は、後日改めてご紹介しようと思います。

今日は、その中で、蕎麦畑の夕景をご紹介しようと思います。

丁度、私が訪れた時、蕎麦の花が満開を迎えておりました。

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「広がる白と緑の絨毯」

満開を迎えた蕎麦畑を、バケペンの45mmで撮って見ました。

やや高めの位置から俯瞰気味に撮って見ました。広大な蕎麦畑が広がっている様子を表現してみたかったのですが・・・。

左下に、畑の切れ目が入ってしまって・・・(汗)。

構図取りの甘さが出ておりますね~(滝汗)。

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「蕎麦畑夕景」

東の空には、月が昇り始めておりました。

実はこの写真、先日の中秋の名月の5日ほど前に撮っておりました。やや満月に足りず・・・(汗)。

淡い夕日に照らされて、東の空の雲も淡い夕焼け色を帯びておりました。

白い小さな花が広がる蕎麦畑にも夜の帳が下りようとしておりました。

既に日は沈んでおりましたので、撮影しているのは私一人でした。

静かな気持ちで、優しい光景を楽しめました。

この2枚、共にF22まで絞って撮ってみました。細部をよく見ると、まだブレが出ておりました。出来るだけキッチリ描写させたくて、三脚に据えて、ミラーアップして、レリーズケーブルを使って撮ったのですが、まだブレるようです。やっぱりちゃんとした三脚が必要ですね~(滝汗)。


慶びのとき

いよいよ本格的な稲刈りのシーズンを迎えました~。

農家の方が、待ちに待った瞬間ですね!

はやる気持ちを抑えながら、黙々と稲刈りに勤しまれている姿を見ると、胸にじ~んとこみ上げるものがございます。

先日ローライの試写の初日、早朝は晴れておりました。車を走らせておりますと、丁度稲刈りをされている田んぼを発見!

早速立ち寄ってみました。

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「黄金色満ちて」 PENTAX MX+Carl Zeiss Planar T* 1.4/85 on Kodak Ektar100

稲は黄金色に染まり、まさに収穫の時を迎えておりました。

そんな田んぼでは稲刈りに勤しんでらっしゃるご夫婦がいらっしゃいました。近寄って、撮影交渉・・・少しハニカミながら、ニコッと笑顔でうなずいて下さいました。

ありがとうございます!!!

と、お邪魔しないように撮影を始めさせていただきました。

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「慶びのとき」 Rolleiflex 35C with Tessar 75mm F3.5 on Kodak Ektar100

こういうスナップをローライで撮ってみたかったんですね~。

でも、薄曇の空がたくさん入りすぎてしまいました・・・(滝汗)。

普段、比較的ローアングルで撮る事が多い私は、ローライでも同じ調子で撮ってしまいました。すると、普段より更に低くなり、空が多めに入ってしまったんですね~。

ん~、勉強!勉強!(汗)

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「丹精こめて」 PENTAX MX+Carl Zeiss Planar T* 1.4/85 on Kodak Ektar100

ぷらな~の中望遠を使えば、離れた場所からでもコンバインにここまで寄れますね~。お仕事のお邪魔にならないように撮りたいときには、やっぱり望遠、中望遠は必須ですね!

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「はやる心を抑えて」 PENTAX MX+Carl Zeiss Planar T* 1.4/85 on Kodak Ektar100

さらにがんばって、ここまで寄れました。

シャッター切ったら、直ぐによけて、お邪魔しないように~・・・。

そうです、「はやる心」は私のシャッターを切る時の心境だったりします~(笑)。

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「ねぎらわれる苦労」 Rolleiflex 35C with Tessar 75mm F3.5 on Kodak Ektar100

ローライで撮る時に、まだ出来ていない事がもう一つ!

それは水平出しですね~(汗)。このお写真も、しっかり外しておりますね~(滝汗)。

もっともっと使い込まなくては!

黒顔羊さんのお写真を見ると、どこまでも緻密に計算された構図取りに感動します。いつも良いお手本にさせて頂いておるのですが、実践の際には全然真似できておりませんね~(滝汗)。

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「秋の風物詩」 PENTAX MX+Carl Zeiss Planar T* 1.4/85 on Kodak Ektar100

今回は、ローライとMXのコンビに活躍してもらいました。

このコンビ、私の中で最強最小スナッパーなんです。特に今日のように人物を撮影させていただく場合、小さいというのは相手に威圧感を与えないために重要なポイントだと思うんです。加えてローライのウェストレベルファインダーは最強ポートレートカメラシステムなので、こういうシーンでは絶大な威力を発揮してくれます!

バケペンでは、こうは行きませんね~(笑)。

でも、バケペンは風景をじっくり撮りたいときは、あの大きなファインダーと6×7というフォーマットが強い見方となってくれます。

Kievもどちらかというと、風景の切り取りに使いやすいな~と感じております。

そういう意味で、私の中では中判3台の住み分けがきっちり出来そうな気がします!


ススキを見つめて

ススキを見ると、強烈に秋を感じます。

同時に和を感じるんですよね~。日本独特の秋・・・その風景には必ずススキがいる・・・そんな風に思う時があります。

私はそんなススキが大好きなんですよね~。

特に被写体として、この時期には好んで撮っているところがございます。ススキって、様々な光の抱き方をしてくれるので、とても面白い被写体だな~と思うんです。

ただ、これまでAPS-Cで見つめていた時に感じていたのは、群生するススキにスポットライトを浴びせるのはかなり至難の業だな~ということでした。どうしても望遠気味のレンズで開放絞りF2.8以下で狙わないとごちゃごちゃしちゃうんですね~。あるいはガッツリ絞って全体をシルエットで見せるか・・・。

バケペンやKiev88Cのプリズムファインダーで覗くススキは、面白いほどに浮かび上がってきます。なので、ススキは中判の醍醐味を味わう被写体としては最適だな~と実感いたしました。

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「秋の田園」 PENTAX67+165mmF2.8 on Provia100F

山際の田んぼの周りは、この時期だいたいススキの穂で覆われております。光を抱いて白く輝くススキの穂が、風に揺れている様子はなんとも言えず爽快です。でも、この時は曇っていて、日差しは弱かったですね~。

ススキの白、稲穂の黄金、空の青・・・な~んいていうトリコロールを狙っておりましたが、なかなか思うようには行きませんよね~(汗)。

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「山間の棚田の秋」 Kiev88C+Arsat C 80mmF2.8 on NEOPAN100Acros

群生する山際のススキを、Arsat Cの開放絞りでバシュ~っと逝ってみました。やわらかい背景の中に、繊細なススキの穂がふわ~っと浮かんできます。中判ならではですね~。

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「溢れる光」 PENTAX67+165mmF2.8 on Provia100F

もっとダイレクトにススキを見てみましょう~!

この時は、明るい光が差しておりました。ススキの穂は、まだまだ若いですね。ちょっと赤みを帯びた色が、光を浴びて輝いておりました。

1枚目のお写真に続きまして、こちらも67の165mmF2.8で撮ってみました。しばらくバケペンには45mmを付けておりましたので、ちょっと中望遠が使ってみたくなりました。久々の165mmです。

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「秋のワインディングロード」 Kiev88C+Arsat C 80mmF2.8 on NEOPAN100Acros

丁度晴れてまいりまして越後三山が見えてきたので、対面の小高い山に向かいました。道中の山道でもススキが迎えてくれました。

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「越後三山を望む」 Kiev88C+Arsat C 80mmF2.8 on NEOPAN100Acros

越後三山を背景にススキを撮ってみましょう~!

まだまだススキが若すぎて、白い穂には至っておりませんでした。

もう1~2週間すると、真っ白に輝いてくると思います。その頃に、また戻って参りましょう!

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「高原の初秋」 PENTAX67+165mmF2.8 on Provia100F

こういう日中の光溢れるシーンでは、Proviaの豊かで忠実な色描写が気持ちいいんです。

近くの緑から、遠くに見下ろす越後の里の青い風景のグラデーションも美しいですね~。

これ、ポジフィルムをライトボックスにかざして見ますと、えも言われぬ美しさですね~!

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「奥山のススキ」 Kiev88C+Arsat C 80mmF2.8 on NEOPAN100Acros

越後駒ケ岳に向かう道もススキで溢れてきております。

モノクロでススキを見ますと、逆光気味に見るのが面白いかもですね。広がる穂がシルエットで見えてきます。

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「駒ケ岳に訪れる秋」 PENTAX67+165mmF2.8 on Provia100F

一方、カラーで見ますと光を抱いている様子が良く伝わっくるんでございます。

背景の越後駒ケ岳も青白い色に染まり美しいですね~。

ススキを探して色々と見回ってみたのですが、全盛にはまだもう少し時間がかかりそうです。穂の綿毛がきれいに広がった時の、あの真っ白く光るススキは・・・もう少しお預けですね~(笑)


Rolleiflex Debut!

遂に試写の現像があがってまいりました~!

そうです、先日ご報告いたしましたローライフレックス35C(・・・このモデルだと言うことを黒顔羊さんにご指摘頂きました~!ありがとうございます!)で撮った最初のフィルムの現像が上がって来たんです。

このローライ、最寄のカメラのキタムラで¥13,000という破格の値段で購入したのですが、レンズにややカビ痕あり、1/15以下の低速SSでシャッターに粘りあり、という難があったので少々心配でした。ですので、この試写の結果がとっても待ち遠しかったんです~。

でも!心配は無用でした!!!

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「のどかな秋」

記念すべき1枚目のご紹介は!

はい、な~んでもない里山のあぜ道でございます~(笑)。

実は、ローライの試写の日は、先日の台風19号が上陸する前日でした。早朝は日差しがあったのですが、昼前には小雨が降り出しましたので一度帰宅しました。それが午後3時前から晴れ間が見え始めまして、もう一度撮りに出直しました。その時に見付けたのが、この光景でした。

田んぼのあぜ道で白い小さな花が咲いておりました。アカキタテハが、夏が終わるよ~とばかりに忙しく飛んでおりました。

こういうのどかな光景を見ると、ローライ!と思ってしまいました~(笑)。

なんでもない、どこにでもありそうな光景を、あのファインダーで覗きますと一つの世界になりますね~。思わずフレーミング→ちゃ!としてしまいます(笑)。

これを、手軽に撮りたかったんですよね~。

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「奥山の実り」

この日の朝は、駒ケ岳も訪れてみました。

丁度駒ケ岳の麓の田んぼが黄金色に染まっておりました。あいにくの空でしたが、ま、これも秋の空!・・・と言うことで、頭を垂れるコシヒカリの稲穂をパシャリ・・・あ、いや、違いました(汗)。ちゃ!・・・でした~(笑)。

今日ご紹介した2枚は、いずれも開放絞りF3.5で撮りました。

テッサーの切れのある描写、出ておりますね~。

自然でやわらかいボケ味もしっかりと出ております~。

レンズ、大丈夫そうですね~!!!

露出も、問題なさそうです!

今回、ssは低速で1/60くらいまで試してみたのですが、問題なさそうです!

いや~、良かったです~!

これで、私もローライ・ユーザーの仲間入り~!

いい買い物でした~。


花蓮の美

今年は7月~8月と、越後を離れることが多かったので、花蓮を撮ることが少なかったです。8月中旬以降は、きれいな花をつけている畑が極端に減ってしまいます。8月のお盆過ぎに見付けたこちらの花蓮畑では、それでも何とか花が残っておりました。先日、中判コラボとしてご紹介した花蓮畑です。

ここぞとばかりに、中判兄弟のみならずMXでも撮っておりました。

バケペンやKiev88Cの立体感、臨場感溢れる描写は、もちろん気持ちが良いのですが、135判の31mmや85mmもまた、なかなか捨てがたい描写を見せてくれます。あの小さなMXのボディから出てくるとは思えないほどの、懐の広さだと思うんですよ~。

機動性抜群の小型軽量で、中判並みの臨場感あふれるファインダー、立体感あふれる描写。135判がもっとも広く受け入れられた理由が良く分かるんでございます。また、その135判を求める人々が、未だ絶えないのもよく理解できますね。

デジタルの場合、135判が各社から出されてきており、価格もだんだん手が届きそうな領域になってきております。とはいえ、まだまだ値段を考えますとAPS-Cがやはり手が出しやすいですね。機能も、十分ですし。かつては私も、十分!と思っておりました(汗)。でも、禁断の中判の世界を知ってしまい・・・(笑)。最近は、いざ被写体に向かいファインダーを覗くと、ん~・・・。で、撮ってみて、後ほどPCで確認して、更にんん~(汗)。

機材の値段や、性能、携帯性を考えると、135判の銀塩カメラはとてもお手ごろだと思うんです。フィルムも36枚撮りまでございますし、フィルムや現像の費用もブローニーフィルムに比べれば、1枚あたり3分の1くらいになります。ちょっと気になる被写体のスナップには、欠かせない存在だと思うんですね~。

そんな、ちょっと気になる花蓮畑の夏の光景をお届けしようと思います。

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「晩夏の花蓮畑」 FA31mm Limited

花蓮は、早いところで7月の始めごろから咲き始めます。一箇所の畑で、およそ1ヶ月くらいは花を付けるでしょうか。

こちらは、8月の終わりにも花を咲かせておりました。おそらく咲き始めも遅かったんだと思います。

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「夏風」 FA31mm Limited

丁度天気が変わりつつある時で、風が吹き始めておりました。

大きな蓮の葉が、風に煽られて大きく翻っておりました。

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「花蓮の美」 Carl Zeiss Planar T* 1.4/85

蓮は大きな存在感のある花ですが、こうやって一輪だけ咲いているのを見ると、つつましくも見えてきますね。花が大きいが故に、より立体的に写りますね。

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「盛者必衰」 Carl Zeiss Planar T* 1.4/85

花蓮が咲き誇っている様子はとても華やかで、強い香りが周囲にたちこめ、その香りに誘われて蜂などの羽虫が飛び交っております。その栄華は永久に続くのでは?と思うほどなのですが、枯れるのはあっけなく、一片一片花弁を散らしていきます

まさに、盛者必衰の理なんでございます。

私、この花を撮る時はいつもテーマで撮ってしまいます(汗)。

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「人知れず全うする寿命」 Carl Zeiss Planar T* 1.4/85

こちらも枯れ行く花蓮です。大きな葉の下で、ひっそりと枯れて行っておりました。

私、どういうわけか枯れかけの花をガチ撮りすることが多いんです。蓮に限らず、桜も椿もコスモスも・・・。俄然やる気が出てくるんですよね~。ビョーキですね・・・(笑)。

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「散る花の美しさ」 Carl Zeiss Planar T* 1.4/85

花蓮の花弁は美しい曲線を描いていて、散った後もしばらくはその形を楽しむことができます。水面に浮かぶ小船のようですね。

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「毅然」 FA31mm Limited

花が散っても、なお毅然とした美しさを感じますね~。西日を浴びて佇む姿は、花が枯れてしまった後も力強さを感じます。

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「蓮葉の輝き」 FA31mm Limited

蓮葉も花が終わると色が緑から黄色に変わってまいりますね。その葉が西日を浴びると、また美しく。まだまだ終わっちゃいないよ~と言っているようでした(笑)。

さて、本日お届けしましたお写真も、最近マイブーム(?)のKodak Tri-X400でございます。

花と葉っぱの質感の違いを見事に描き出してくれるな~と思いました。やはり、主題のはっきりした写真を撮りたいときは、このフィルム強い見方になってくれそうです!


色付き始めた越後の田んぼ

9月に入りまして、越後の田んぼでは、すくすくと育った稲がだんだんと穂を実らせて、頭を下げてきております。同時に緑から黄色へと色付き始めて、いよいよ収穫も近づいてきているな~と実感するのでございます。

魚沼地域では、主に二品種の稲を見かけます。

一つは、コシヒカリ。もう一つは、早稲品種のコシイブキです。

そのコシイブキの収穫は既に始まっております。コシヒカリは、まだもう少し先のようです。

毎年、季節毎の田んぼを撮っておりますが、特にこの時期は美しいんです。写欲がもりもりと出てくるんでございます~(笑)。

今年は更に、今までとはちょっと違います。中判銀塩があるのでございます~(笑)。

そんな収穫間近の田んぼをお届けしようと思います。

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「越後の里の宝」 Kiev88C+Arsat C 80mmF2.8 on NEPAN100Acros

早朝、山間の田んぼを訪れました。

朝日に輝く稲が、とても美しいんでございます!背景のお山は~・・・

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「朝日に輝くコシヒカリ」 PENTAX 67+165mmF2.8 on Provia100F

もう1枚、バケペンで行ってみましょう~!

久しぶりに165mmF2.8を持ち出してみました!

こうやって中望遠で寄ってみますと、背景のお山が何か?・・・見えてきますね~。

はい、越後駒ケ岳でございますね~。私が撮る山の写真で、おそらく8割はこの山ですね~(汗)。

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「美しきあぜ道」 Kiev88C+Arsat C 80mmF2.8 on NEPAN100Acros

こちらは収穫間近のコシイブキの田んぼです。

あぜ道がきれいに5分刈りにされておりました~(笑)。

手間の掛けられたあぜの両脇の稲が、互いに礼!をしているようで・・・。甲子園の試合開始ですね~(笑)。

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「田んぼの番人」 PENTAX 67+165mmF2.8 on Provia100F

こちらも収穫前のコシイブキでございます。

なぜだかスコップが掛けられておりました。

実は、このスコップ、去年の秋からここにあります。冬を越え、春の田植えを迎え、夏をすごし、そして再び収穫を迎えようとしておりました。この1年、この瞬間を待っておりました。

それまでに撤去されなくて、良かった~(笑)。

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「ほっくりやわらかく炊き上がります!」 Kiev88C+Arsat C 80mmF2.8 on NEPAN100Acros

日差しを浴びる明るい稲を見ていると、お茶碗によそわれたほくほくの炊き立てご飯を思い出します・・・って、早すぎますかね(笑)?!

日の光をいっぱい浴びて、おいしいお米になれよー!

と、応援したくなるんでございます~。


奥山の毘沙門天

越後では、やはり上杉謙信の影響でしょうか・・・毘沙門天が祀られている山寺を見かけることが多々あります。

今日ご紹介いたしますのも毘沙門天と思しき石像です。

ただ、山寺で見つけたものではなく、山の中で見つけました。

なんでこんなところに?!と思ったので、思わず撮ってしまいました。

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「奥山の仏」

杉林の端っこに、佇んでおりました。背景となっているのは雑木林で明るい緑に包まれておりました。この時、小雨が降っていたのですが、雲は薄く、結構明るい背景となりました。

Arsat C 80mmの開放絞りは、主役を浮き上がらせるのには抜群の威力を発揮してくれます。両側の杉の木にも負けない存在感を発していた毘沙門天の小さな石像をしっかりと浮かび上がらせてくれました。

日本は多神教の国で、日本人は万物に仏を見出す民族ですね。

奥山の誰も訪れそうにない場所にも、神様を祀るその心が嬉しいですね。

さて、昨日、一昨日とTri-X400で参りましたが、今日はNEOPAN100Acrosです。

同じB&Wでも、描写が違いますね~。ネオパンの繊細で高諧調な描写も、やっぱり捨てがたいですね~(汗)!


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