PENTAX 67_4111-2_R

ススキを見つめて

ススキを見ると、強烈に秋を感じます。

同時に和を感じるんですよね~。日本独特の秋・・・その風景には必ずススキがいる・・・そんな風に思う時があります。

私はそんなススキが大好きなんですよね~。

特に被写体として、この時期には好んで撮っているところがございます。ススキって、様々な光の抱き方をしてくれるので、とても面白い被写体だな~と思うんです。

ただ、これまでAPS-Cで見つめていた時に感じていたのは、群生するススキにスポットライトを浴びせるのはかなり至難の業だな~ということでした。どうしても望遠気味のレンズで開放絞りF2.8以下で狙わないとごちゃごちゃしちゃうんですね~。あるいはガッツリ絞って全体をシルエットで見せるか・・・。

バケペンやKiev88Cのプリズムファインダーで覗くススキは、面白いほどに浮かび上がってきます。なので、ススキは中判の醍醐味を味わう被写体としては最適だな~と実感いたしました。

Pentax_67_879_2

「秋の田園」 PENTAX67+165mmF2.8 on Provia100F

山際の田んぼの周りは、この時期だいたいススキの穂で覆われております。光を抱いて白く輝くススキの穂が、風に揺れている様子はなんとも言えず爽快です。でも、この時は曇っていて、日差しは弱かったですね~。

ススキの白、稲穂の黄金、空の青・・・な~んいていうトリコロールを狙っておりましたが、なかなか思うようには行きませんよね~(汗)。

Kiev88c_890

「山間の棚田の秋」 Kiev88C+Arsat C 80mmF2.8 on NEOPAN100Acros

群生する山際のススキを、Arsat Cの開放絞りでバシュ~っと逝ってみました。やわらかい背景の中に、繊細なススキの穂がふわ~っと浮かんできます。中判ならではですね~。

Pentax_67_878

「溢れる光」 PENTAX67+165mmF2.8 on Provia100F

もっとダイレクトにススキを見てみましょう~!

この時は、明るい光が差しておりました。ススキの穂は、まだまだ若いですね。ちょっと赤みを帯びた色が、光を浴びて輝いておりました。

1枚目のお写真に続きまして、こちらも67の165mmF2.8で撮ってみました。しばらくバケペンには45mmを付けておりましたので、ちょっと中望遠が使ってみたくなりました。久々の165mmです。

Kiev88c_887

「秋のワインディングロード」 Kiev88C+Arsat C 80mmF2.8 on NEOPAN100Acros

丁度晴れてまいりまして越後三山が見えてきたので、対面の小高い山に向かいました。道中の山道でもススキが迎えてくれました。

Kiev88c_889

「越後三山を望む」 Kiev88C+Arsat C 80mmF2.8 on NEOPAN100Acros

越後三山を背景にススキを撮ってみましょう~!

まだまだススキが若すぎて、白い穂には至っておりませんでした。

もう1~2週間すると、真っ白に輝いてくると思います。その頃に、また戻って参りましょう!

Pentax_67_876

「高原の初秋」 PENTAX67+165mmF2.8 on Provia100F

こういう日中の光溢れるシーンでは、Proviaの豊かで忠実な色描写が気持ちいいんです。

近くの緑から、遠くに見下ろす越後の里の青い風景のグラデーションも美しいですね~。

これ、ポジフィルムをライトボックスにかざして見ますと、えも言われぬ美しさですね~!

Kiev88c_883

「奥山のススキ」 Kiev88C+Arsat C 80mmF2.8 on NEOPAN100Acros

越後駒ケ岳に向かう道もススキで溢れてきております。

モノクロでススキを見ますと、逆光気味に見るのが面白いかもですね。広がる穂がシルエットで見えてきます。

Pentax_67_872

「駒ケ岳に訪れる秋」 PENTAX67+165mmF2.8 on Provia100F

一方、カラーで見ますと光を抱いている様子が良く伝わっくるんでございます。

背景の越後駒ケ岳も青白い色に染まり美しいですね~。

ススキを探して色々と見回ってみたのですが、全盛にはまだもう少し時間がかかりそうです。穂の綿毛がきれいに広がった時の、あの真っ白く光るススキは・・・もう少しお預けですね~(笑)


8件のコメント

  1. ricky007 より:

    ご無沙汰してま~す(笑)
    キエフ、67、Rolleiflex…使い分けられてますね!!
    それらを持ち出して使い分ける…尊敬します(笑)
    わたしゃ~RolleiflexにGRという超小型コラボで軟弱に撮影しております(笑)
    ススキ…さすがに越後は早いですねぇ~皐月の樹さんの大好きな季節ですね。
    二枚目のキエフの写真なんか大好きです。私。
    スクエアフォーマットばかり撮っているせいか、キエフのスクエアな写真や下のRolleiFlexの写真(よかったですね!)が私の好みにあっているようです。
    GRでも縦撮が多いし、横の場合でもちょっと斜めってる構図ばかり撮ってしまいます。
    67をしっかり横で使って構図を決められる…またまた尊敬です。

  2. 皐月の樹 より:

    ricky007さん
    こんばんは~!
    ご無沙汰しておりました!
    お忙しそうで・・・^^;
    いや~、使い分けられてるかどうかは・・・?ですが^^;
    撮りに出るぞ!って時は、全部出しでございます~^^;
    ローライのコンパクトさは、武器ですよね~!
    私の場合、MXとのコンビで最強コンパクトを組んでおりますv^o^
    なかなか使えるんでございます、これ!
    ススキ、やってきましたね~。
    私の好きな季節です~v^o^
    まだ時期的には少し早いのですが、ちょっと若いススキから撮り始めております^^;
    私、67のフォーマット、好きなんですよ~。
    風景を切り取るには絶妙!と感じるシーンが多々ございます~^o^/
    66も、もっともっと勉強しなくては!^^;

  3. film-gasoline より:

    光を浴びて輝くススキ、私も大好きですよ~♪
    Provia100Fのススキの色、きれいですね~!
    次は私もProvia100F入れてススキ撮らないと(汗)
    背景を生かした構図、流石ですね~
    勉強になります(^^)
    「高原の初秋」いいな~♪

  4. 皐月の樹 より:

    film-gasolineさん
    こんばんは~!
    お~、ススキお好きですか~!
    あのやわらかく光を抱いたススキを見ると、秋の清々しさを感じますね~。
    こういう柔らかな初秋の色は、RDPⅢがいいな~と思いますね^o^/
    是非、ハッセルにRDPⅢ詰めて行ってくださ~い^o^/
    ぷらな~の描写、ススキにもぴったりだと思うんです~!
    構図は、あれこれ悩むんですが、なかなかしっくり来ませんね~^^;
    まだまだまだまだ、勉強が足りません~^^;;;

  5. 黒顔羊 より:

    お~、いっぱいススキを撮りましたね♪
    やはりばけぺんの165㎜、猛烈な浮遊感が漂いますねえ。
    RDPIIIはナチュラルな発色が良いですねえ。
    RVP系はちょっと派手すぎます・・・やはりRDP系の方が好みです。^^
    私も今日は久しぶりにばけぺんに165㎜を付けて、ご新規の虎狩りに行ってきましたよ。
    凄かったわ、あそこの牧場・・・Masseyが125、165が2台、185が2台、380Tが一台おりました。^^v
    うちのあたりも、ぼつぼつとススキが穂を出し始めました。
    秋の被写体に変わりつつありますねえ♪

  6. 皐月の樹 より:

    黒顔羊さん
    こんばんは~!
    バケペンに165mmを付けて、開放でバチコ~ンと行きますと、えもいわれぬ浮遊感が楽しめますよね~。これ、やめられないんですよね~^^;
    こういうのどかな風景にRDPⅢ、しっくり来ますね~。正直、B&Wだと、この感じは描写できないんですよね~・・・って、当たり前か^^;
    お?!
    いよいよバケペン、再始動ですね~!^o^/
    お写真、楽しみにしております~!
    しかも!
    なんと、ご新規さんですかー!
    マッセイがそんなにー!!!
    う~~~、見でみだい~^^; 11月・・・寄って見ませんか~^^;;;
    まずいっすね~。11月、候補地が多すぎ・・・です~^^;;;

  7. 風つかい より:

    こんばんは、ご無沙汰してました。
    さすが、皐月の樹さん、馬力がありますね。
    キエフ66 ペンタ67、ローライ66を一緒に持ち出すとは
    凄いです!
    それにしてもローライのモノクロとても味がありますね。
    詩情豊かに描写されてます。大好きです。
    アクロスの描写能力大したものです。
    最後のペンタ67の切り取りも絶妙です。

  8. 皐月の樹 より:

    風つかいさん
    こんばんは~!
    すみませ~ん、お返事遅くなりました^^;
    もう一つすみませ~ん!
    このお写真は、バケペンとKievなんですよ~^^;
    ローライは・・・その前「Rolleiflex debut」と、この次「慶びのとき」の方で、ご紹介しておりました~^^;
    ススキって、天気や時間帯で、見事にその表情を変えてくれるので、楽しいんですよ~^^;
    66で切りたいシーンと、67で切りたいシーンと、同じ場所でもなんとな~く差別化が出来てきました^^;
    アクロスの描写力、本当に凄いですよね~。
    私、絞った時に特にそれを感じるんですよ~。
    あのフィルム、ずっと供給して欲しいな~と思います!^o^/

コメントをどうぞ

免責事項

著作権者の文書による承諾を得ずに、本サイトの内容の一部、全部を無断で複写、複製、転載することは、禁じられています。
また、当ウェブサイト に記載された情報の完全性・正確性に対して一切の保証を与えるものではありません。当ウェブサイトに含まれる情報もしくは内容を利用することで直接・間接的に生じた損失に関し一切責任を負わないものとします。