PENTAX 67_4111-2_R

2014年7月

蔵出し♪ 山本山高原の住人

"The Residents at Ojiya Yamamotoyama-Kogen"

I have been working on the explanation of the zone system, developed by Mr. Ansel Adams.  Thus, I kept skipping to write in English. 

I am sorry for this. 

From today, I am back to the normal blog! 

However, I do not have any new photos to show here since I arrived at Korea.  I do take photos but by film cameras.  And my film-developing system has not arrived here yet.  Plus, I am still staying at hotel, and so, I cannot start off film-developing. 

Anyway, I still have photos taken in Japan, which I have not shown here.  I will show them at this blog several times. 

Today I will show you the tractors living at Yamamotoyama-Kogen in Ojiya.  I have already introduced degital photos of them.  Here I have several film photos taken by PENTAX MX. 

I have already missing these tractors! 🙂

さて、本日から通常のブログに戻ります~!

とは言うものの、新作が無いことには変わりが無く・・・(汗)。

韓国へ着てから、PENTAX MXばかり持ち出しておりまして、デジタルではまだ撮ってないんです。フィルム現像グッズもまだ到着しておらず・・・おまけにホテル住まいはまだ続いて降りますので、現像も出来ません~(涙)。

と言うことで、しばらく蔵出しが続きます~!

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菜の花も枯れ、その畑がまた鋤き直された、初夏の頃。

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虎訪問に山本山高原を訪れました。何度のとなくご紹介してまいりました、この場所です。

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上↑の菜の花畑を鋤いたのは、彼かな~?

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はい、フォード三兄弟、弟分の4600くんです!

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さて、兄ちゃん(6600)はどこかな?

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こちらは~・・・あ、芝浦くん!相変わらず目ん玉つながってるね~(笑)。

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NEOPAN100 ACROS 自家現像:ミクロファイン 13min@21℃

・・・と、この先のストーリーは既にご紹介したのですが、兄貴分であるここの住人、Ford6600を探して山本山高原牧場を探し回りました。そして、ようやく見つけたのですが・・・そこには他の住人も!

デジタルではご紹介したのですが、MXでのフィルムの方はまだでした。明日、お届けしようと思います~!

ん~、それにしても既にこの虎たちが懐かしいのでございます~!


実践ゾーンシステム! その五

【Appendix】

さて、実践ゾーンシステムも、昨日の回で完結いたしました。

本日は、付録としてお届けいたします。

その内容は?!

・デジタルカメラの場合のゾーンシステム適応時の注意

です。

■露出の決定(逆光、半逆光時)

先日の「その三」の際にも少し触れましたが、デジタルカメラでの撮影時、逆光や半逆光の条件では、場合によっては適正露出を変える必要があります。デジタルに慣れてらっしゃる方にとっては、ある意味当たり前のことで・・・今更かもしれません。

フィルムでは、ゾーンスケールに従って、画面内の構成から適正露出を導き出し、露出を決定するとご説明いたしました。しかしながら、デジタルカメラの場合はこの適正露出から、更に1段~2段下げる必要がございます。画面の中に、白いモノ(雲、岩肌、川の白濁、白い建物、白い服など)がある場合、そこが容易に白飛びしてしまうからです。

以下の様なシーンを例にして、露出の違いをご紹介します。

Rolleiflex_t_22612

Rolleiflex T  F3.5 SS:1/500  T-MAX100

まず、こちらはローライで撮影したお写真です。露出は、F3.5×1/500です。

因みにこのお写真は、フィルムをスキャンしたままの状態です。

後ほどポストプロセスに掛けます~(笑)!

K5_620882

K-5+SIGMA AF20/1.8 EXDG  F1.8 SS:1/6400

次にこちらはK-5でのお写真です。露出はF1.8×1/6400です。上のRolleiflexTに比べて絞りが2段ほど明るいですから、F3.5相当でSSは1/1600くらいになるかと思います。つまり上のローライのお写真よりも1.5段ほど露出を下げていることになります。

K5_2

雲の薄い箇所はギリギリ白飛びを抑制しております。しかし、露出が低すぎて祠は黒潰れしております。逆光で、影の中の建物ですから、無理もないかも知れません。この辺りがデジタルの限界ですね~。

さて、ここからLR4にてポストプロセス処理をしたいと思います!

■デジタルでのポストプロセスの限界

それではK-5 の写真をポストプロセスに掛けてまいります。第4回でご紹介した手順を、今回も適応してみます。

K5_752

まずは、LR4のモノクロプリセット、セレン調を適応して、更に明瞭度を+75%にしました。ヒストグラムを見てみますと、中間からライトに掛けて少しトーンが出てまいりました。一方で、ハイライトは飛んでしまいました。シャドウは潰れたままです。

K5_752_2

次にトーンカーブをこれでもか~!と言うくらいいじり倒しまして、中間からライトのボリュームを上げました。白飛びが強くなりましたので、露出を下げて、コントラストも下げました。ダークとシャドウは目いっぱい持ち上げております。それでも黒潰れは消せません。

最後にビネットを入れて、仕上げております。そのお写真がこちら↓です~。

K5_620884

なんとなくフィルムっぽくなってきました。

・・・が!
やっぱり違うんですよね~。空のトーン、足元の草の描写、祠の描写・・・いずれも力不足感が否めません。

次に、Rolleiflex Tでのお写真をこちら↓にご紹介いたします。

Rolleiflex_t_22615

ポストプロセスでは、同様にセレン調を適応して明瞭度を75%に上げ、トーンカーブを少しいじって、中間~ライトを持ち上げて、最後にビネットで仕上げております。ただし、K-5でやったような露出下げ、とコントラスト下げはしておりません。必要ないからです。

う~ん、やっぱり違うんです!持っているトーンが、情報量が、違うように思うんです。

もちろん、画角も違えばフォーマットも違う、おまけに絞りも露出も違うので、1:1で比較するのは間違っているのです。

そう、間違っているのです。
つまり、デジタルAPS-Cごときでは、到底敵わないのです。

ちなみにローライの写真の方のヒストグラムはこんな↓感じです。

Rolleit_752

いかがでしょう?中間~ライト~ハイライトに掛けての情報量がK-5に比較して多いのがお分り頂けますでしょうか?トーンカーブもまだまだいじれる余裕がありますので、実は、もっと情報量を出していくことも可能です。ただ、オリジナルのイメージを壊したくないので、ここで留めてある・・・といった感じです。

☆これは私の推理ですが・・・

デジタルは、白飛び抑制のために露出を落とさなければいけません。その分、ダークやシャドウの情報量は必然的に下がります。情報量が下がると言うことは、ノイズの割合が増えてしまうと言うことになります。撮影時に低感度で撮影しても、ポストプロセスで持ち上げると言うことは、その箇所は高感度撮影したようになります。ノイズ比が高くなると、必然的にノイズ抑制のためのデジタル処理が入ります。諧調も解像度も失われます。それを計算で持ち上げると、いわゆるデジタルっぽいのぺっとした描写になるのでは?と。

フィルムは、おそらくしっかりと情報を持っていると思うのです。スキャンする際も、十分な光を当ててフィルムを透光して読み込みますので、フィルムで暗くなっている部分も、データとしてはよりノイズ比を下げて取得できるのでは?と思うのです。もちろん、フィルム自身が持つ粒状感は残りますが。結果、ポストプロセス耐性がとても高くなるのではないかな~?と思うのです。

ま、あくまで素人の憶測に過ぎませんが・・・(汗)。

■付録まとめ

デジタルでの撮影・・・特に逆光や半逆光のような条件においては、ゾーンシステムで謳われている最適露出から1段~2段下げなくてはいけない場面が多々あります。露出を下げる量は、カメラのダイナミックレンジに依存します。

また、露出下げの影響は、ポストプロセスでの作業量を増やす結果となります。それだけ無理なデジタル処理を施すと言うことは、オリジナルの印象を損なう結果となる可能性が大きいです。

以上のことを念頭にして、ゾーンシステムをご利用いただければと思います~!

さて、全5回にわたってお届けしてまいりました、実践ゾーンシステム!いかがでしたでしょうか?

また、いつの機会かに写真に関する勉強会・・・的なエントリーをやってみたいと思います。それまで、ネタを探します~(笑)!


実践ゾーンシステム! その四

いよいよ本日が、ゾーンシステムシリーズ完結編です!

これまで、

■ ゾーンシステムって何?

■ ゾーンシステムを適応するとどうなるの?

■ ゾーンシステムの適応の仕方は?

 -露出決定において

 -スキャンにおいて

についてお話してまいりました。

完結編の今日は、ゾーンシステムの適応方法@ポストプロセス・・・についてお話いたしたいと思います。

昨日までに、撮影を終えたフィルムを現像して、スキャナでPCに取り込みまで進みました。

これを、LR4を使用しながら、ポストプロセスを詰めてまいります。

_2

スキャナで取り込んだだけの写真はこんな感じのヒストグラムを示します。全体的に中央によって、ハイライト側とシャドー側に余裕があります。描写としては、ローコントラストで眠い感じになります。

ヒストグラムは、画面全体の輝度の分布を示します。全体的に明るければ、右側(ハイライト側)の情報が増え、逆に暗ければ左側(シャドウ側)の情報が増えます。こちらで挙げた画像では、左側に情報が多くなっておりますので、全体的に暗いと言えるでしょう。言い換えれば、ダークやシャドウの情報がより多く画面を占めているとも言えるかと思います。

では、まずLR4のモノクロプリセットであるセレン調を適応して見ましょう。

_012

こちら↑がセレン調を適応した状態のヒストグラムとなります。全体的にコントラストが増しました。しかし、まだまだ、ハイライトとシャドーには余裕があります。画像としても、まだメリハリが足りない感じがします。

それでは、次に明瞭度を上げてみましょう。

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明瞭度を75%プラスしました。

更にコントラストが増して、ハイライト側、シャドー側共に延びました。また、ヒストグラムの落ち込みがあったところに情報が増加しました。覆い焼きされたような感じですね。

ここから、仕上げに入りましょう。

トーンカーブを調整して、コントラストを任意に上げていきます。

_75032

ハイライトとライトをプラス補正して、ハイライト側にギリギリまで寄せました。ゾーンⅨやⅩの情報を乗せたことになります。

全体的に少し暗めだったので、ダークも若干プラス補正しました。シャドーが持ち上がります。このままですと、シャドー側の情報が希薄になりますので、締りがなくなります。

そこで、シャドーはマイナス補正します。ゾーンⅠくらいまで再現しました。

もっとヒストグラムとトーンカーブの関係を良く理解すれば、直接トーンカーブを操作して調整できるのだと思います。私は、まだその理解が足りませんので、「ハイライト」「ライト」「ダーク」「シャドウ」の4つのバーをスライドして、調整しております。

ではその結果を見てみましょう。既にその二にてご紹介しました。

Pentax_67_22544

こちらのお写真になります。

ポストプロセスでの画像調整において、私は、主にヒストグラムを見ながら調整を進めます。トーンカーブを調整して、画像上で確認して・・・という繰り返しです。

今回は、ハイライト側はヒストグラムを出来る限り伸ばし、シャドー側には少し余裕を持たせました。これは、写真が変わればその状態も変えます。画面を見ながら、ゾーンスケールのどのゾーンに当たるかを見て、微調整の方向や程度を決めます。

また、ヒストグラムの形状は画面全体の輝度分布を示しますので、この形が変わると画面の印象はガラリと変わります。出来るだけ初期状態を保てば、オリジナルの印象を色濃く残すことが出来ますし、ヒストグラムの形状を変えれば、印象をガラリと変えることも出来るということになります。ポストプロセスで色々と調整を進めますと、時に最初の状態がわからなくなることがございます。そんな時は、「初期状態」に戻ってこのヒストグラムの形状を再確認すると良いかと思います。

さて、以上が私なりのゾーンシステムの理解であり、その実践的適応の仕方でございます。

ゾーンシステムとは、難解で高い技術を要する写真技法・・・ではなくて、知っておくととても便利なツールである、と言うことが分かって頂けると幸いです。

何かに感動して、シャッターを切った瞬間のシーンを、より再現してその感動を写真に載せるために、このツールを用いれば、とても良い指針になるんです。

さあ皆様、これで、ゾーンシステムがシンプルで、とても便利な指標ツールである・・・と言うことを、ガッテン頂けましたでしょうか?!

それでは、試してガッテン、また来週~♪

・・・って、来週はないです~(汗)。

でも、明日、もう1回だけございます~(汗)。

付録としてお届けいたします~。

【Acknowledgement】

まず最初に、黒顔羊さんにSpecial Thanksです!

今回ご紹介した中での、フィルムスキャンのお作法、ヒストグラムの見方やトーンカーブの調整法など、昨年8月の愛知合宿にて黒顔羊さんにご指導頂きました!

そして、このゾーンシステムの生みの親、アンセル・アダムズの存在を私に教えて下さったのも黒顔羊さんなのです。本当にありがとうございます!

次に、ricky007さんに感謝です!

このゾーンシステムの存在と、それに対する興味を抱かせて下さったのが、何を隠そうricky007さんでございます。以前、ricky007さんのデジタルのブログにて、ゾーンシステム勉強会、のようなエントリーをいくつか挙げて下さいました。この機会に、改めてお礼を申し上げます!

そして、film-gasolineさん

以前、コメントでゾーンシステムについて投稿下さいました。今回のネタは、そのコメントがきっかけとなっております。フィルガソさん、ありがとうございます!

そして、Pic-7さん

前半の回にて、ご質問を下さいました。おかげで、後半にその内容を盛り込むことが出来ました!ありがとうございます!

最後になりましたが、こちらに訪れてくださる皆様、いつもありがとうございます。

ゾーンシステムを御存知無い方が、少しでも知る一助となれば幸いです。


実践ゾーンシステム! その三

本日は、ゾーンシステムシリーズ その三でございます。

ゾーンシステムを、如何にして適応するか?について、私の場合を例としてご紹介したいと思います。

撮影から作品作りの過程において、ゾーンシステムを意識する作業は、私の場合、主に3つございます。

・適正露出決定

・スキャニング

・ポストプロセス

です。

昨日ご紹介した写真にて、ご説明していきたいと思います。

Pentax_67_22542_2

【露出決定】

露出決定・・・つまり、適正露出の導き出しは、その後のポストプロセス耐性や仕上がりにも影響しますので、確認しながら慎重に決定いたします。

私の持っている機材で申しますと、PENTAX 67、PENTAX MX、Kiev88C、Rolleiflex Tには露出計が搭載されております。その為、撮影時にはその露出計を活用いたします。MAMIYA Cには露出計はございませんので、一緒に持っていった他のカメラで決定した露出を参考にしたり、スマフォの露出計アプリを活用したり、体感露出でに頼ってエイヤで決めたり致します。

上の写真のようなシーンであれば、おそらく分かりやすいのは、日の当たるグレーの岩肌かな?と思います。ここをゾーンⅤとして露出決定するのが良いように思います。ですので、そちらにレンズや露出計を向けて、標準露出(±0EV)になるように露出決定いたします。

その前に、フィルムが決まって、被写界深度を決めておりますので、必然的に露光時間が決まります。確かこの時は、サニー16くらいの条件だったと思います。

(参考撮影データ)

フィルム:NEOPAN100ACROS EV100

絞り:F22

SS:1/60秒

となります。

他には、晴れていれば北の空にレンズや露出計を向けて、ゾーンⅤ(±0EV)となるように露出決定します。冬になれば、越後は雪に覆われますので、雪面に向けて露出決定する場合が多いです(笑)。その場合、晴れた日であれば輝く雪面をゾーンⅧ(+3EV)位になるように露出いたします。

このように、実際の場面に良く現れそうな、そして自分が被写体にしそうなゾーンスケールを覚えておきますと、その場で適正露出を決定できます。

あとは、色によっても変わります。緑であれば、ゾーンⅤ。赤であれば、ゾーンⅣ。黄色であればゾーンⅥ。といった具合に、色でも適正露出は変わりますので、少し頭に入れておくと便利です。

適正露出が決まれば、あとは、大まかな焦点合わせ、構図、フレーミング、再度焦点合わせ、最後にもう一度フレーミング確認して、シャッターを切ります。

~~~~~~~~~~注意~~~~~~~~~~

さて、この露出の指針ですが、デジタルの場合少々異なります。

順光での撮影の場合は、デジタルにおきましても同様の露出でほぼ問題ないかと思います。しかしながら、逆光や半逆光では上で示しました適正露出から1段~2段ほど下げた方が良いです。例えば、上にご紹介したシーンの場合、逆光気味で、空には白い雲、川の流れには白濁したところがございますが、おそらく上記露出のままデジタルで撮ると、完全に白飛びします。場合によっては岩肌も飛んじゃいます。その為、露出は下げる必要が出てきます。その場合、当然ダークやシャドウ部は暗く落ち込んでしまいますので、撮影後にポストプロセスで持ち上げる必要が出てきます。

詳細は、第5回目の付録にてご紹介したいと思います。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

【スキャニング】

撮影を終えて、現像したフィルムをデジタル化するために、私はスキャナーでの取り込みをしております。

スキャナーは、EPSONのGT-X820Cを使用しておりますので、その例をご紹介しようと思います。

昨日も少しご紹介しましたが、フィルムの持っている情報を出来る限り拾い上げるように条件設定いたします。

スキャンソフトを起動したら、まずフィルム設定(ポジ、ネガカラー、ネガモノクロ)、解像度などを決定します。そしてプリスキャン致します。

ヒストグラム・ウィンドウを開けて、スキャンする際のヒストグラムの領域を確認いたします。私の場合、通常自動に設定しておりますので、まずはソフトが決定した領域が示されます。大体が、実際のトーン領域よりも狭い領域が選択されております。シャドー側、ハイライト側共に、トーンのあるギリギリまで拾い上げるように領域を広げます。

そうして、スキャン実施致します。

さて、少し長くなってまいりましたので、本日はここまでに致します。

明日は、ポストプロセスでのゾーンシステムの適応についてお話を致します。

いよいよ明日が、完結編となります~!


実践ゾーンシステム! その二

昨日に引き続きまして、今日もゾーンシステムについてお届けいたします。

第2回目の本日は、目的その二、ゾーンシステムはとても有効的!です。

Pentax_67_22542

まずはこちらをご覧ください。

これは、ネガをスキャナーで取り込んだままの状態です。私は、スキャナーで取り込む際に、ヒストグラムのシャドウ側とハイライト側の情報を出来る限り拾い上げるようにしております。巨匠 黒顔羊さんの教えに従っております~!

それは、フィルムの持つ諧調を最大限に生かしたいが為なのです。

もちろん、取り込んでいる機器がデジタルスキャナーですので、全てのアナログ情報を拾い上げているわけではございません。それでも、出来る範囲で最大限に・・・という事なのです。

ヒストグラムのシャドー側とハイライト側を拾い上げると言うことは、画面全体のトーンを中央に寄せるような効果を持ちますので、コントラストは下がり、全体的にグレーになります。丁度この↑写真のような感じです。

Pentax_67_22543

次にこちらは、LR4のデフォルトのモノクロプリセット、セレン調を適応した状態です。

セレン調の、青みを帯びた色が付きました。

同時に、全体的にコントラストが増しました。

しかしながら、岩、深緑の木々、清流の水、遠景の山、空・・・それぞれの質感が交錯して、互いに打ち消しあっているような感じになってしまっております。それは、ヒストグラムが中央に寄ってしまい、全てがグレーに近づきすぎてしまっているためですね。

そこで、ここから、もう一度ゾーンスケールにあわせて、トーンカーブを調整します。

Pentax_67_22544

そして、最後はこうなりました~。

LR4でポストプロセスを追い込んだ状態です。

よりコントラストが増して、
全体的にメリハリが生まれました。被写体それぞれの質感も、より出てきたように思います。

流れる清流の白濁や空の雲はゾーンⅨで、薄雲の架かる空がゾーンⅦ~Ⅷ。日の当たっている岩肌がゾーンⅤ。森の影がゾーンⅢで、岩の洞の深い陰がゾーンⅠ~Ⅱ。

そんなイメージで、トーンカーブを調整してみました。LR4を利用すれば、クリック&ドラッグで簡単に行えちゃいます!

アンセル・アダムズは、フィルムの現像段階から工夫して、ネガを作成したそうです。

そして、焼付けの際には、覆い焼きや焼き込みを繰り返して、仕上げて行ったそうです。

その作業たるや、おそらく気の遠くなる量であったと想像いたします。しかも、失敗すると、最初からやり直し・・・。

そのように考えますと、今はPC上で現像ソフトを使って、いとも簡単に出来てしまいます。

なんとも便利なことでしょう~!

それゆえ、とてもテクニカルで、職人技を要求したゾーンシステムという技法も、今ではとてもお手軽に出来てしまう。これは、使わない手はなのでございます~!

さて、第3回目となります明日は、どうやってゾーンシステムを実際に利用するか?について、私の場合の例をご紹介したいと思います。


実践ゾーンシステム! その一

2014年7月26日写真,私の写真観

First of all, let me excuse myself. 

From today, I will explain the zone system, well known technique developed by Ansel Adams.  However, it will be too technical for me to explain in English and will take so much time, I will skip to do it in English. 

If you are interested in the zone system, please look up the words on the internet.  There will be many web sites explaining that systematic photo tchinique. 

皆様。

時折こちらのブログでご紹介させて頂いております、ゾーンシステムについて、今日から数回に分けてご紹介したいと思います。

(あ、写真のネタ切れ・・・とか、本当の事言わないでくださいね~・・・笑)

ゾーンシステムについては、ネット上の各所において、様々なご説明がなされております。かく言う私も、そういったサイトの情報を見て勉強いたしました。もしご興味があれば、検索エンジンに「ゾーンシステム」というキーワードを打ち込んでみて下さい。

さて、様々なサイトで、数多くの説明がなされているこのゾーンシステムについて、ではなぜいまさらこちらで取り上げる必要があるのか?と疑問を抱くかと思います。そこで、一先ず目的から掲げたいと思います。

目的

その一、 一般的には馴染みのないゾーンシステムという写真技法を知って頂く。

その二、 それがとても便利で写真を作成する上でとても有効的であることを知って頂く。

その三、 実は、簡単に適応できることを知って頂く。

です。

つまり、ゾーンシステムって何?それを使うとどんなことが出来るの?それは、どうやって使うの?ということを、私なりに理解した内容でお伝えできればと思っております。

そしてお断りをひとつ・・・(汗)。

対象は、ゾーンシステムをご存じない方、あるいは今は活用されてない方・・・とさせて頂きます。如何にこの技法を知って、活用して頂くか?というのが主たる目的ですので、あくまで入り口であることを、予めお断りさせていただきます。

また、こちらの内容に不備などございましたら、どしどしご意見頂戴したく思っております。私も、まだまだ勉強が足りず、理解・知識に不足しているところだらけです。この機会に、更に勉強させて頂きたいと思っておりますので、ご指導・ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

さて、初回の今日はゾーンシステムって何?から参りたいと思います。

まず歴史的背景などは、それこそ探せばごまんと記述が出てまいりますので、こちらでは割愛させて頂きます。あえてこれだけ申し上げるならば、私が敬愛するとても有名な写真家、アンセル・アダムズさんが1941年に考案したと言われる、ありがたい写真技法であると言うことです。

この技法、とてもシステマティックです。私の場合、殆どの場面で感性で写真を撮っております。もちろん、被写体を見つけたり、構図を決めたり、フレーミングを決めたり、被写界深度を決めたりするのは、やはり感性に頼るべきところと思うのですが、露出はある程度システマティックに決られるところと思います。

最近のデジタルカメラでは、優秀な露出計が組み込まれて、一発で標準露出をたたき出してくれます。おまけに、AIまで組み込まれて、適正露出まで出してくれて、至れり尽くせりなんでございます。その為、上記感性にゆだねる部分さえ自分で決めてしまえば、あとはシャッターを切るだけで思い通り(?)の写真を撮ることが可能になります・・・。

と言ってしまいますと、では(露出の部分だけで見た場合)いい写真を撮りたければ、最新のデジタル一眼を使ってしまえばいいじゃん!ってことになります。でも・・・世の中には、私のように(笑)、

そんなのつまんね~!

大体そんな高いデジカメ買えね~!

お手軽に中判で遊びたい!

という、一風変わった方々も意外に多くいらっしゃると思うのです。そんな方々にこそ、是非とも活用いただきたい、それがこのゾーンシステムと言う技法なのです。

ん~、前フリがずいぶん長くなってしまいました・・・(汗)。

では・・・まず、ゾーンシステムの「ゾーン」とは?から始めます。

モノクロームで考えた場合において、光を0から10の強度別に11の区分け(ゾーン)にしたのです。その11の区分けを、明るい方から暗い方に示した指標をゾーンスケール(※)と呼びます。

※参考: http://www.lomography.com/magazine/tipster/2011/11/29/mimicking-the-masters-ansel-adams 

この10ゾーンの詳細を以下に列挙します。

0:完全なる黒。
(-5EV)

Ⅰ:ほぼ黒。諧調は残るが、質感は感じられない程度。(-4EV)

Ⅱ:質感のある黒。画面上で細部が僅かに見える程度。(-3EV)

Ⅲ:平均的な黒。十分に質感がある。詳細も読み取れる。(-2EV)

Ⅳ:平均的に暗い箇所。暗い葉、黒い石、風景の影など。(-1EV)

Ⅴ:中間のグレー。平均反射率18%の箇所。晴れた日の北の空。日に焼けた肌。グレーの石。平均的な木の樹皮など。(±0EV)

Ⅵ:日差しがあたる肌。明るい石。雪面の影の部分。(+1EV)

Ⅶ:詳細が分かるハイライト。非常に明るい肌。雪面の明るい影。(+2EV)

Ⅷ:質感が感じられる限界のハイライト。日の当たる雪面や砂浜。(+3EV)

Ⅸ:僅かに諧調が残るが、質感がないハイライト。輝く雪面。(+4EV)

Ⅹ:光が当たる純白。太陽などの光源や鏡面反射箇所。(+5EV)

という11のゾーンに分けられます。この11のゾーンと言うのが、絶妙です。これ以上詳細に分けることもできるのでしょうが、分けてもその効果は得られないように思います。つまりそれ以上細かく露出で調整するのは大変困難であり、そもそもそんなことをしなくても、ポストプロセスで調整可能(後述します)な範囲であると言うことです。とても実用的な11ゾーンであると思います。

この11ゾーン全てを頭に叩き込めれば・・・おそらく一番良いと思います。

でも、私はそんな出来の良い頭を持っておらず(滝汗)、この中のいくつかしか覚えてません。実際に写真を撮る場面を思い浮かべてみましょう!

ゾーン0~Ⅲまでは、画面の中には居るけれど、おそらくメインの撮影対象にはならないと思うのです。と言うことで、Ⅳから覚えることにしましょう!

ハイライト側は・・・おそらくⅧ以上は滅多に使わないと思います。

よって、Ⅳ、Ⅴ、Ⅵ、Ⅶを覚えれば、殆どの場面で活用できるということになります。

この中でも、やはりⅤだけは確実に頭に入れておいたほうが良いと思います。

「晴れた日の北側の空」

「日に焼けた肌」

「グレーの石」

「平均的な樹皮」

これらが被写体となった場合は、ゾーンⅤであると覚えましょう~!

デジカメを使っている場合は、ここが標準露出域(±0EV)だと言うことを認識して下さい。

要は、被写体が何で、どんな状態にあるかによって、適正な露出が変わると言うことなのです。そして、その適正露出はこんな感じなんだよ~・・・と示したのがゾーンスケールなのです。

さあ~、ここまでガッテンいただけましたでしょうか~(笑)?


祈る先は駒ヶ岳

"Prey to Mt. Komagatake"

I have already shown these scenes in degital APS-C and 6×7 format by PENTAX 67 with 105mm

I like to see these kinds of scenes with 6×7 format, but at the same time, it is good to have them in 6×6 format.  I think it makes the images more stable. 

Plus, Tessar lens can give the images very natural and real, which is quite opposite to PENTAX 67.  But I love them both… 🙂

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「祈る先は駒ヶ岳」

T-MAX100 自家現像:T-MAX Developer 10 1/2min@20℃

こちらのシーン、既にデジタルでも、バケペンでもご紹介してまいりました。

実は、もう一つ、Rolleiflex Tでも撮っておりました~(汗)。

はい、そうです。あの三国同盟の時に撮っておりました~(笑)。

バケペンので~んとどっしりとした6×7の懐の深い画もいいのですが、ローライの真四角で切取る世界もまた、落ち着きますね~(笑)。

そして、テッサーは道祖神の質感や存在感を、実に素直に丁寧に描写してくれます。クリアーで自然な描写ですので、ポストプロセス耐性も高いんです。

ポストプロセスは、LR4で明瞭度UP&トーンカーブ調整と、ガッツリビネット入れておりますが、実に臨場感がでるんでございます。これ、私がこの時みたシーンの記憶に頼って調整しておりますが、かなり肉眼で見たイメージに近づけます。バケペンとは対照的に、実にリアリティのある画作りが出来てしまうのでございます~!


真紅のバラは色付きで♪

"The Colored Roses"

I introduced monochrome photos of a small garden of roses in the Kline Garten of Ojiya on the other day.

Today I am showing the roses in color. 

I guess roses would be able to describe in color better. 

I had a film of Kodak Ektar100.  This film can describe the color of red very impressive.  It is like oil paintings. 

I was impressed with these roses in color… 🙂

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Kodak Ektar100

先日ご紹介いたしました、小千谷市クラインガルテンふれあいの里の小さなバラ園の様子です。先日は、ローライにアクロスというモノクロVer.をご紹介しましたが、MXにはアクターを詰めておりました。そうです、あの赤が特徴的なカラーネガです!

バラの赤を表現するには、ぴったりのフィルムかも知れません。

特に日の当たったバラの赤みは、強烈です。PENTAXのデジタルでは、かなり彩度を落とさないと容易に色飽和してしまいます。エクターは、さすがネガフィルムです。そんな強烈な色もしっかりと描ききってくれます。さらにLR4でこってりとした仕上がりにして見ました。

油彩画のような、深い色合いが印象に残ります。

やっぱりバラは、色があるとよりその存在感を際立たせますね~!

さて、韓国にきてまだホテル住まいの私ですが、現像の準備も整っておらず、しばらくは日本での蔵出し写真が続きます~(汗)。


夕景七変化

"The Variety of Evening Scenery" 

It was about a week before I left Japan. 

I found the sky changing dramatically after the typhoon #8 gone.

So I brought my son to the hill near to my house. 

This is one of my favorite place to see sunrise or sunset. 

Actually, the sky did not get much dyed but the clouds gave a photogenic impression. 

Such sky gave me a good motivation to make images! 

今日ご紹介いたしますのは、日本出国一週間ほど前に撮影したものです。

台風8号が去って、2日後くらいだったと思います。

夕景を狙って、自宅近くの丘の上に行って見ました。

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ここは長岡市が管理する場所で、一箇所に立ち入り禁止のチェーンが張ってあります。この空き地は、開発予定がありましたが需要が見込めないために、今は中断(中止?)しております。

この草原のように見える場所は、開発のために新地にされた後放置された結果なんです。

この場所は高台にあり、更に近くに遮るような高い建造物や山がないので、夕景を望むには絶好の場所なんでございます。

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夕景を逆光で撮りますと、一気に様相が変わりますね~。

よりドラマティックにするために、ペンタックス独自のWBであるCTEを適応して見ました。

それをLR4で、明瞭度を上げてHDR風味に仕上げました。

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この日は、結局それほどいい色には焼けませんでした。

でも、雲の様相がフォトジェニックでございました~!

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この時も、ちゃんと息子を連れてきておりました~(笑)。

と言うよりも、幼き息子を、空の色が綺麗になるから・・・という訳の分からん理由でそそのかして来た・・・と言った方が正確かもしれません~(汗)。

空の表情だけで、一気にドラマティックに変化してくれる夕景、楽しいのでございます~!


しばしのお別れ

"Can’t Take My Eyes off you"

Hi!

I have landed on this land, Korea. 

I am going to live here at least 4years, could be more… 

In this couple of weeks, I have tried to spend as long time as possible with my family.  Thus, I have been absent from this blog. 

Plus, I was spending time to prepare for moving, including my film-developing tools and liquids.  So I stopped using films for a while.  Therefore, I do not have many new film photos. 

According to spend 36-film, I took some photos of my family in the last two weeks.  Here I would like to show two of them. 

I took these when my son and I were waiting for my wife in the car at the parking lot of a park near my house.  The summer sunset let him shining.  And I just cannot stop pressing the shutter button. 

This was just a moment you find in a normal day.  But I like them very much. 

Well, I have to stay up because I cannot take any photos of my family for a while. 

I’ve got to do it!!!

皆さま

ついに彼の地に立ちました。

これから4年間(あるいはそれ以上?)、この国で生活いたします。

この数週間、家族との時間をできるだけ持ちたくて、個人行動を控えて参りました~(笑)。その為、ブログもお休みしておりました。すみません~(汗)。

おまけに、自家現像グッズを輸出しなくてはいけなかったので、フィルムも殆ど使いませんでした。コレまで使っていた現像関連の液も全て処分して、新たに数年分を調達して、輸出の手続き中です。結局、出国前には出荷できませんでした~(涙)。その為、最新写真もあまりございません。

そんな中で、家族の写真を少し残しておりました。

MXに36枚撮りのアクロスが入っておりまして、それをできるだけ早く消化しなくては!と、最後慌てて撮っておりました。そんな、消化写真の中から2枚ほどご紹介します。

Pentax_mx_2302

Pentax_mx_2301

「Can’t Take My Eyes off You」

NEOPAN100 ACROS 自家現像:ミクロファイン 13min@21℃

公園の駐車場で、妻を待っている間に助手席に座る息子を撮ってみました。夏の西日が差し込み、眩かったのです。

本当に、日常の何気ないショットなのですが、妙に気に入ってしまいました。

FA77mm Limitedの力を実感いたしますね~。このレンズで女性や子供のポトレを撮り始めますと、だんだん何も考えなくなります・・・(汗)。それほどまでに、レンズ任せのお写真なのでございます。

でも、なんだか気に入ってしまいました・・・(笑)。

しばらくは家族の写真は撮れませんので、我慢我慢!なのでございます~!


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