PENTAX 67_4111-2_R

実践ゾーンシステム! その一

2014年7月26日写真,私の写真観

First of all, let me excuse myself. 

From today, I will explain the zone system, well known technique developed by Ansel Adams.  However, it will be too technical for me to explain in English and will take so much time, I will skip to do it in English. 

If you are interested in the zone system, please look up the words on the internet.  There will be many web sites explaining that systematic photo tchinique. 

皆様。

時折こちらのブログでご紹介させて頂いております、ゾーンシステムについて、今日から数回に分けてご紹介したいと思います。

(あ、写真のネタ切れ・・・とか、本当の事言わないでくださいね~・・・笑)

ゾーンシステムについては、ネット上の各所において、様々なご説明がなされております。かく言う私も、そういったサイトの情報を見て勉強いたしました。もしご興味があれば、検索エンジンに「ゾーンシステム」というキーワードを打ち込んでみて下さい。

さて、様々なサイトで、数多くの説明がなされているこのゾーンシステムについて、ではなぜいまさらこちらで取り上げる必要があるのか?と疑問を抱くかと思います。そこで、一先ず目的から掲げたいと思います。

目的

その一、 一般的には馴染みのないゾーンシステムという写真技法を知って頂く。

その二、 それがとても便利で写真を作成する上でとても有効的であることを知って頂く。

その三、 実は、簡単に適応できることを知って頂く。

です。

つまり、ゾーンシステムって何?それを使うとどんなことが出来るの?それは、どうやって使うの?ということを、私なりに理解した内容でお伝えできればと思っております。

そしてお断りをひとつ・・・(汗)。

対象は、ゾーンシステムをご存じない方、あるいは今は活用されてない方・・・とさせて頂きます。如何にこの技法を知って、活用して頂くか?というのが主たる目的ですので、あくまで入り口であることを、予めお断りさせていただきます。

また、こちらの内容に不備などございましたら、どしどしご意見頂戴したく思っております。私も、まだまだ勉強が足りず、理解・知識に不足しているところだらけです。この機会に、更に勉強させて頂きたいと思っておりますので、ご指導・ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

さて、初回の今日はゾーンシステムって何?から参りたいと思います。

まず歴史的背景などは、それこそ探せばごまんと記述が出てまいりますので、こちらでは割愛させて頂きます。あえてこれだけ申し上げるならば、私が敬愛するとても有名な写真家、アンセル・アダムズさんが1941年に考案したと言われる、ありがたい写真技法であると言うことです。

この技法、とてもシステマティックです。私の場合、殆どの場面で感性で写真を撮っております。もちろん、被写体を見つけたり、構図を決めたり、フレーミングを決めたり、被写界深度を決めたりするのは、やはり感性に頼るべきところと思うのですが、露出はある程度システマティックに決られるところと思います。

最近のデジタルカメラでは、優秀な露出計が組み込まれて、一発で標準露出をたたき出してくれます。おまけに、AIまで組み込まれて、適正露出まで出してくれて、至れり尽くせりなんでございます。その為、上記感性にゆだねる部分さえ自分で決めてしまえば、あとはシャッターを切るだけで思い通り(?)の写真を撮ることが可能になります・・・。

と言ってしまいますと、では(露出の部分だけで見た場合)いい写真を撮りたければ、最新のデジタル一眼を使ってしまえばいいじゃん!ってことになります。でも・・・世の中には、私のように(笑)、

そんなのつまんね~!

大体そんな高いデジカメ買えね~!

お手軽に中判で遊びたい!

という、一風変わった方々も意外に多くいらっしゃると思うのです。そんな方々にこそ、是非とも活用いただきたい、それがこのゾーンシステムと言う技法なのです。

ん~、前フリがずいぶん長くなってしまいました・・・(汗)。

では・・・まず、ゾーンシステムの「ゾーン」とは?から始めます。

モノクロームで考えた場合において、光を0から10の強度別に11の区分け(ゾーン)にしたのです。その11の区分けを、明るい方から暗い方に示した指標をゾーンスケール(※)と呼びます。

※参考: http://www.lomography.com/magazine/tipster/2011/11/29/mimicking-the-masters-ansel-adams 

この10ゾーンの詳細を以下に列挙します。

0:完全なる黒。
(-5EV)

Ⅰ:ほぼ黒。諧調は残るが、質感は感じられない程度。(-4EV)

Ⅱ:質感のある黒。画面上で細部が僅かに見える程度。(-3EV)

Ⅲ:平均的な黒。十分に質感がある。詳細も読み取れる。(-2EV)

Ⅳ:平均的に暗い箇所。暗い葉、黒い石、風景の影など。(-1EV)

Ⅴ:中間のグレー。平均反射率18%の箇所。晴れた日の北の空。日に焼けた肌。グレーの石。平均的な木の樹皮など。(±0EV)

Ⅵ:日差しがあたる肌。明るい石。雪面の影の部分。(+1EV)

Ⅶ:詳細が分かるハイライト。非常に明るい肌。雪面の明るい影。(+2EV)

Ⅷ:質感が感じられる限界のハイライト。日の当たる雪面や砂浜。(+3EV)

Ⅸ:僅かに諧調が残るが、質感がないハイライト。輝く雪面。(+4EV)

Ⅹ:光が当たる純白。太陽などの光源や鏡面反射箇所。(+5EV)

という11のゾーンに分けられます。この11のゾーンと言うのが、絶妙です。これ以上詳細に分けることもできるのでしょうが、分けてもその効果は得られないように思います。つまりそれ以上細かく露出で調整するのは大変困難であり、そもそもそんなことをしなくても、ポストプロセスで調整可能(後述します)な範囲であると言うことです。とても実用的な11ゾーンであると思います。

この11ゾーン全てを頭に叩き込めれば・・・おそらく一番良いと思います。

でも、私はそんな出来の良い頭を持っておらず(滝汗)、この中のいくつかしか覚えてません。実際に写真を撮る場面を思い浮かべてみましょう!

ゾーン0~Ⅲまでは、画面の中には居るけれど、おそらくメインの撮影対象にはならないと思うのです。と言うことで、Ⅳから覚えることにしましょう!

ハイライト側は・・・おそらくⅧ以上は滅多に使わないと思います。

よって、Ⅳ、Ⅴ、Ⅵ、Ⅶを覚えれば、殆どの場面で活用できるということになります。

この中でも、やはりⅤだけは確実に頭に入れておいたほうが良いと思います。

「晴れた日の北側の空」

「日に焼けた肌」

「グレーの石」

「平均的な樹皮」

これらが被写体となった場合は、ゾーンⅤであると覚えましょう~!

デジカメを使っている場合は、ここが標準露出域(±0EV)だと言うことを認識して下さい。

要は、被写体が何で、どんな状態にあるかによって、適正な露出が変わると言うことなのです。そして、その適正露出はこんな感じなんだよ~・・・と示したのがゾーンスケールなのです。

さあ~、ここまでガッテンいただけましたでしょうか~(笑)?


6件のコメント

  1. gucci より:

    ガッテンガッテン!@@
    実に理にかなったシステムですね~
    勉強になりますφ(..)メモメモ

  2. 皐月の樹 より:

    gucciさん
    こんばんは~!
    お~!ガッテンいただけましたか~^^;
    ありがとうございます~^^;;;
    そうなんです。知っておくと、とても便利なんです!
    ですので、是非是非ご活用下さい~!^o^/

  3. Pic-7 より:

    おぉ、、、
    勉強不足、努力否定派、過労死から真反対にいる人間、詰まるところ、
    「人生は運と想像力と生まれ持った才能とちょっとした気合でなんくるなるさ~」の僕に、ぴったりの講義です!
    11段階ってのが良いですねぇ。
    Vが真ん中になるって凄く分かりやすいです。
    で、11段階も普段自分が使う露出の範囲だけ覚えておけばいいと。
    素晴らしい解説をありがとうございます!

  4. film-gasoline より:

    おおおおお・・・、今日はゾーンシステムの講義ですね^^;
    これは読むのが大変!文章読むとクラクラしてきます(笑)
    でも、なんとなく分かったような・・・
    わしに活用できるかな~^^;
    ご教授ありがとうございます♪

  5. 皐月の樹 より:

    Pic-7さん
    おはようございます~!
    >勉強不足・・・
    いえいえ、ご謙遜を~v^o^
    デュプリケータをご自分で作ってしまわれる方ですから~!^o^/
    でも、>なんくるなるさ~・・・がいいですね~v^o^
    そうなんです。
    11段階って、絶妙と思います!
    そして、全部覚える必要は、実用上全く必要ないんですよ~!
    Ⅴを中心として、前後くらいが入っていれば、問題無しなのでございます~!^o^/

  6. 皐月の樹 より:

    film-gasolineさん
    おはようございます~!
    なははは~^^;
    在庫写真も底を突いてきましたので、ちと脱線してみました~^^;
    すみません~、長文、駄文・・・読み難いかと思います^^;
    私の文章力がぁ~^^;;;
    でも、言いたいのは、ホント 簡単なんです~!
    ・・・なのでございます~^^;;;

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