今日のテーマは・・・実はricky007さんのオマージュでございます^o^/
以前、ricky007さんがCountry Roadというシリーズをエントリーされました。その、どこにでもあるような田舎の風景を題材にして、画作りするという試みに感銘を受けまして、私も是非チャレンジして見たい!と思ったしだいでございます~^^;
と言うことで、こんなタイトルにしてみました。
越後の田舎の、どこにでもあるような晩秋の風景です。
例によって・・・ススキの樹でございます~・・・ダハハハ^^;
家の直ぐ近く・・・車で5分ほどのところで車を停めました。
稲が刈り取られた後の田んぼに、昨日までの雨で水溜りができておりました。
ススキも殆ど枯れて、あぜ道の菊も旬をとおに過ぎておりました。
雨上がりの空が、とても印象的でした。
さて!
今回のフィルムは、いつもとちと違いますv^^
ADOX CMS20 Ⅱというフィルムです。
ドイツのフィルム・・・だそうです。
実は、錆銀メンバーのお一人、Tさんに教えて頂きました。
このTさん、ご自分で中判カメラを作ってしまわれるとんでもない方です^^;
そして、このフィルムで撮られたお写真を一目見て、使って見たい~!衝動に駆られてしまいました^^;
早速、ポチッと逝っちゃった~・・・というわけです。
このフィルムの現像は、専用の現像液AdotechⅡが推奨されております。この小瓶1本で、120フィルム/135(36枚)6本分の現像が可能となります。
今回は、120を5本と135(36)を1本、そしてこの専用現像液を購入いたしました。
送料込みで、7800円なり~♪
決して安くは無いのですが、このフィルムでしか表現できないものがあるような気がします。
そして何より、自己満度高いです~♪ ^^;
今回、撮影時はISO20で撮りました。
ただ、結構露出に失敗しております^^;
どアンダーになってしまったんですね~。
カメラはバケペンことPENTAX 67を使いました。TTLファインダーが付いておりますので、ISOを20にセットし、露出はそれで確認しながら決定しました。
例えば、上↑の1枚目の写真は、逆光でしたので、まずは空を入れないで田んぼの部分だけで標準になるくらいの露出で逝きました。確か、F22で1/2くらいだったと思います。でも・・・足りませんでしたね~^^;
田んぼのところ、ところどころ黒潰れしております。2枚目のススキも、黒潰れしております~ToT
逆光で、かなり露出には迷ったのですが・・・甘かったです。このフィルム、ハイライトはもっと伸びそうな感じがしますので、もっと露出を上げてもおそらく大丈夫だと思いました。多分、もう1~1.5段上げてもよかったかな~・・・。
バケペンのTTLでは、ISO20が下限値となっております。ですので、ちょっと補正が必要かもですね。
初回を終えての感じですが、おそらく体感で標準から1段は上げても良いように思います。
次に現像ですが、条件は販売店から送られてきた取扱説明書におおよそ従いました。
撮影:EI20
現像:AdotechⅡ(1:14希釈) 10分@24℃
停止:富士酢酸 30秒
定着:スーパー富士フィックス 60秒
洗浄:水洗促進 60秒 + 流水 10分
水切:ドライウェル 60秒
こんな感じです。
水洗は、5分程度で十分な気がしました。とても早くぬめりが取れます。
また、フィルムベースの吸水率がとても低いように思いました。水切れも抜群です。
ただし、その分、フィルムベースの巻き癖が殆ど取れません。スキャンの時に、ちょっと苦労します^^;
さて、このフィルムの感じですが、まず精細感がハンパありません!!!
ガッツリ絞ると、パッキンパッキンという音がしそうです(笑)。
そして、ダークやシャドーの描写が恐ろしいくらいにエネルギッシュです。
なんと言いますか・・・IlfordのPanF+50に、ネオパンアクロスの繊細描写×2倍を加えて、2で割ったような感じです・・・
って、何じゃその表現!^^;;;
まあ、とにかくそんな印象でございました~!
空の描写は、特筆モノです♪
明日も、このフィルムの試写をご紹介いたします~!^o^/