PENTAX 67_4111-2_R

SMC Pentax50mm F1.2を考察してみる

2017年1月29日Pentax K-1,SMC Pentax 50mm F1.2

昨日に引き続きまして、SMC Pentax 50mm/F1.2での1本勝負のお写真です。

今日は、幣ブログでは珍しく(笑)、少しこのレンズの描写力について見てみたいと思います。

とはいうものの、厳密で統計的な比較をしているわけではないのです。

実に中途半端でございます^^;

まあ、個人的にレンズの詳細な描写力を評価する・・・というのは好みではないのと、ざっくり癖が知りたい・・・程度の興味でやった試し撮りでございます^^;

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こちらは、お馴染みの南魚沼は雷土新田にございます、あの小さな祠です。

K-1の試写としては格好の被写体でございます♪

と言いますのも、ここは数えきれないくらい撮影しておりますし、これまで私の殆どすべての機材で撮りまくっているのでございます^^;

SMC Pentax 50mm/F1.2を入手したのは、来るべくK-1導入のため。

そして、そのK-1を導入しましたので、早速このレンズを本格的に試し撮りしてやろう♪

と、考えたのでございます。

フィルムでは、勿体なくてこういう試写はなかなかできないのでございます^^;

さて、この↑一枚は、絞り開放で撮影しました。ビネットがガッツリ出ておりますね。

ピント位置は、欅の幹辺りを狙っております。

枝の感じを見ますと、それなりに解像しているように見えます。

もう少し詳細に見てみましょう。上の写真の拡大トリミングを見てみます。

まずは中央部↓。

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こうやってよく見ますと、ピントは幹を外して、2~3m後ピンでございました^^;

枝は解像しておりますが、収差による滲みが見られます。

次に右上の角辺り↓を見てみます。

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解像感は甘くなりました。周辺減光の影響も出ております。

左上の角↓はどうでしょう?

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やはり同じく、中央部に比べて解像感は損なわれ、周辺減光の影響が出ておりますね。

まあ、40年以上前に製造開始されたオールドレンズですから、当然と言えば当然ですね^^;

逆に、K-1の3600万画素で見ても、中央部の解像感は絞り開放でも優秀と言えるかもしれません。

 

それでは次に、絞りの効果を見てみましょう。

まずは、このシーン↓を絞り開放で。中央部の切り取りも貼っておきます。

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続いて、こちら↓はF2.8です。同じく中央部の切り取りも。

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F2.8に絞りますと、F1.2に比較して解像感は劇的に変化ないですが、滲みがなくなるように感じました。周辺減光は、随分なくなりました。

普通の比較評価であれば、ここでF4.0、F5.6、F8、F11と出てくると思うのですが・・・^^;

一気に飛ばして、次↓はF16です^^;

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ここまで絞ると、一気にキリリとして参りますね^^;

幹にもピントが合いました。しっかり解像していると思います。

周辺減光も見られません。

 

このレンズ、中央部はF1.2でも十分解像してくれることが分かりました。

僅かな光でも滲みが出るのですが、それが独特の浮遊感を生んでくれるのかもしれませんね。

ただし、絞り開放でのビネットは盛大ですので、フレーミングや構図取りは考えなくてはいけませんね。

まあ、ビネット自体は、私の場合後からどんどん盛るくらいですので、無問題と考えておりますv^^

40年以上前のレンズですが、最新の3600万画素で見ても、私にはまだまだ十分使えるレンズと感じました。

逆に、絞り開放でのこの味(癖)が、使い出があるな~と思うのでございます♪

 

最後に、ただの比較写真だけでは面白くありませんので、私なりに現像した一枚をv^^

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雪の季節定番の・・・藍色雪景でございます♪

グッと寒さが増すのでございます^^;

今回の考察シリーズ、また別のレンズでもやってみるかもしれません。

FA Limitedあたり、面白いかな~とv^^


8件のコメント

  1. 黒顔羊 より:

    うぉぉ、この距離で絞り開放で撮りますか~♪
    なるほど、ポテンシャルチェックのためですね。
    昔の大口径レンズは、このビネットが持ち味ですねえ。^^
    私も後からてんこ盛りに周辺減光させるたちなので、ビネットのあるレンズは無問題です♪

    ↓そう、有効径ではばけぺんの105mm/F2.4には負けてません。
    私もよくAi Nikkor 55mm/F1.2で撮ります・・・これは有効径だとばけぺんの105mmを上回ります。
    でも、な~んか違うんだよなあ。
    やはりばけぺん105mmの方がより浮遊感のある不思議な写りになります。
    フォーマットの違いですかねえ。
    ロクナナの真四角に近いフォーマットの方が立体感を感じやすいのかも。
    実際、D610+55mm+F1.2で撮った写真を、ロクナナフォーマットに切り出してみたら、結構それらしい雰囲気になりましたよ。^^
    でも、やっぱりばけぺん105mmの方が、フォトジェニックなんですよねえ。
    うむ~、ばけぺん偉大なり♪

    • 皐月の樹 より:

      黒顔羊さん
      こんばんは~!
      だははは~^^;
      はい、ちょっと試したかったんですよ~♪
      以前、バケペンやKiev88C、マミちゃん、ケロちゃんでは1枚目の構図で絞り開放で撮っていたんです。
      それで、けーいちくんにこの50㎜/F1.2を付けると、どんな感じかな~?というのを見てみたかったんです。
      ビネットは、仰る通り後付けするくらいですので、全く問題視しておりませんv^^
      優秀なレンズも、我々に掛かってしまうと、ビネットガッツリの描写にされてしまうので、気の毒ですよね^^;

      ↓そうなんですよね~。
      バケペンの105㎜の描写がやっぱり特筆ものなんですよね。
      例えば、同じ105㎜でマミちゃんのレンズがあるのですが、開放F値が3.5なので比較はできませんが、やっぱりバケペンの描写とは違うんですよね。あのレンズは、唯一無二のように感じますよね。
      ロクナナフォーマット・・・確かに、縦の長さが伸びますので、少し奥行き感が出るのかもしれませんね。
      バケペン、仰るように偉大なりでございます♪
      あの描写を経験できて、ホント良かったと思いますv^^
      黒顔羊さんのお陰でございますね。ありがとうございます~^^/

  2. yuta より:

    こんにちは
    いいレンズを手に入れましたね
    開放1.2は色々なシーンで活躍しそうです。
    新しく手に入れたレンズ(必ずしも新品ではないというか私も場合は中古のオールドレンズ)の
    試し撮り楽しいですね
    最近はVarioSonnarやM−ROKKORなどを手に入れて試し撮りしてます。
    ”人生は楽しく”にアップしてます
    時間があれば・・・・

    • 皐月の樹 より:

      yutaさん
      こんばんは~!
      このレンズ、古いのですが、なかなかに優秀です♪
      それでいて、味のある描写を見せてくれるので、楽しいですv^^
      ただ、比較しようとしているのがロクナナフォーマットのPentax67の105㎜というレンズでして、このレンズが化け物なのです。Pentax67自信がバケペンと呼ばれますが、この105㎜のレンズも化け物レンズなのです。
      相手が悪い・・・と言えば、それまでなのかもしれませんが、私はこの50㎜/F1.2というレンズのポテンシャルをまだまだ引き出せておりませんので、ゆっくりとみていきたいと思っております♪
      私も、レンズは100%中古品です^^;
      カメラも、新品で購入したのは、以前持っていたK-5とこのK-1の2台のみなんです^^;
      日本は、中古市場が充実しているのでありがたいですv^^
      おお~♪
      試し撮りもアップされてらっしゃいますか~。
      後程、寄らせて頂きますm(_ _)m

  3. yamaboushi53 より:

    皐月の樹さん こんばんは
    私の大好きな祠の情景ですね。
    雪の中の祠、とても素敵です。雪の中で静かに寒さを耐えている
    雰囲気が伝わってきます。忘れてはいけない日本の原風景です。
    確かに藍色に染めると、寒さがより深く伝わってきますね。
    ありがとうございました。

    • 皐月の樹 より:

      yamaboushiさん
      こんばんは~!
      はい、あのいつもの雷土新田の祠でございます~♪
      yamaboushiさんがご紹介くださる山梨の祠よりも、もっと小さい祠でございます^^;
      でも、里山に佇む雰囲気は同じですよねv^^
      この祠は田んぼの真ん中に佇んでおりまして、田んぼの四季折々の表情と共に絵に出来るので重宝しております♪
      仰る通り、こういう日本の原風景を、守って後世に伝えたいと思っておりますv^^

  4. フィルガソ より:

    おっは~、SMC Pentax 50mm/F1.2の検証実験ですね^^;
    大口径オールドレンズですので、私のノクトン50mmf1.1とよく似た結果ですね~。
    ノクトン50mmf1.1は本当のオールドれんではなく、設計と材質は最近のものですので、幾分解消されている感はありますが、本質的には同じですね^^;
    私もビネット大歓迎ですので、積極的に開けて撮ってます(^^)v

    • 皐月の樹 より:

      film-gasolineさん
      こんばんは~!
      はい~、まあじっくり検証・・・とまでは行かないのですが、簡単にどれくらいの描写力を持っているのかな?
      と思いまして^^;
      手持ちですし、甘々ですが^^;
      おお~、ノクトンと似ておりますか~♪
      それは嬉しいお言葉ですv^^
      ノクトンの描写には、憧れます!
      いつも指をくわえながら拝見させて頂いております~^^;
      あのノクトンは、最新設計、最新材料、最新コーティングですよね。
      その点は、やはり逆光辺りで大きく違いが出るかもですね。
      レンズ構成などは、似ているかもしれませんので、描写の大まかな特徴は似ているかもですね~♪
      やはりこのクラスのレンズの浮遊感はたまりませんねv^^
      はい、ビネットは、私も大歓迎なのでございます~v^^

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