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Kodak TRI-X 400

花蓮の美

今年は7月~8月と、越後を離れることが多かったので、花蓮を撮ることが少なかったです。8月中旬以降は、きれいな花をつけている畑が極端に減ってしまいます。8月のお盆過ぎに見付けたこちらの花蓮畑では、それでも何とか花が残っておりました。先日、中判コラボとしてご紹介した花蓮畑です。

ここぞとばかりに、中判兄弟のみならずMXでも撮っておりました。

バケペンやKiev88Cの立体感、臨場感溢れる描写は、もちろん気持ちが良いのですが、135判の31mmや85mmもまた、なかなか捨てがたい描写を見せてくれます。あの小さなMXのボディから出てくるとは思えないほどの、懐の広さだと思うんですよ~。

機動性抜群の小型軽量で、中判並みの臨場感あふれるファインダー、立体感あふれる描写。135判がもっとも広く受け入れられた理由が良く分かるんでございます。また、その135判を求める人々が、未だ絶えないのもよく理解できますね。

デジタルの場合、135判が各社から出されてきており、価格もだんだん手が届きそうな領域になってきております。とはいえ、まだまだ値段を考えますとAPS-Cがやはり手が出しやすいですね。機能も、十分ですし。かつては私も、十分!と思っておりました(汗)。でも、禁断の中判の世界を知ってしまい・・・(笑)。最近は、いざ被写体に向かいファインダーを覗くと、ん~・・・。で、撮ってみて、後ほどPCで確認して、更にんん~(汗)。

機材の値段や、性能、携帯性を考えると、135判の銀塩カメラはとてもお手ごろだと思うんです。フィルムも36枚撮りまでございますし、フィルムや現像の費用もブローニーフィルムに比べれば、1枚あたり3分の1くらいになります。ちょっと気になる被写体のスナップには、欠かせない存在だと思うんですね~。

そんな、ちょっと気になる花蓮畑の夏の光景をお届けしようと思います。

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「晩夏の花蓮畑」 FA31mm Limited

花蓮は、早いところで7月の始めごろから咲き始めます。一箇所の畑で、およそ1ヶ月くらいは花を付けるでしょうか。

こちらは、8月の終わりにも花を咲かせておりました。おそらく咲き始めも遅かったんだと思います。

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「夏風」 FA31mm Limited

丁度天気が変わりつつある時で、風が吹き始めておりました。

大きな蓮の葉が、風に煽られて大きく翻っておりました。

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「花蓮の美」 Carl Zeiss Planar T* 1.4/85

蓮は大きな存在感のある花ですが、こうやって一輪だけ咲いているのを見ると、つつましくも見えてきますね。花が大きいが故に、より立体的に写りますね。

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「盛者必衰」 Carl Zeiss Planar T* 1.4/85

花蓮が咲き誇っている様子はとても華やかで、強い香りが周囲にたちこめ、その香りに誘われて蜂などの羽虫が飛び交っております。その栄華は永久に続くのでは?と思うほどなのですが、枯れるのはあっけなく、一片一片花弁を散らしていきます

まさに、盛者必衰の理なんでございます。

私、この花を撮る時はいつもテーマで撮ってしまいます(汗)。

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「人知れず全うする寿命」 Carl Zeiss Planar T* 1.4/85

こちらも枯れ行く花蓮です。大きな葉の下で、ひっそりと枯れて行っておりました。

私、どういうわけか枯れかけの花をガチ撮りすることが多いんです。蓮に限らず、桜も椿もコスモスも・・・。俄然やる気が出てくるんですよね~。ビョーキですね・・・(笑)。

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「散る花の美しさ」 Carl Zeiss Planar T* 1.4/85

花蓮の花弁は美しい曲線を描いていて、散った後もしばらくはその形を楽しむことができます。水面に浮かぶ小船のようですね。

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「毅然」 FA31mm Limited

花が散っても、なお毅然とした美しさを感じますね~。西日を浴びて佇む姿は、花が枯れてしまった後も力強さを感じます。

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「蓮葉の輝き」 FA31mm Limited

蓮葉も花が終わると色が緑から黄色に変わってまいりますね。その葉が西日を浴びると、また美しく。まだまだ終わっちゃいないよ~と言っているようでした(笑)。

さて、本日お届けしましたお写真も、最近マイブーム(?)のKodak Tri-X400でございます。

花と葉っぱの質感の違いを見事に描き出してくれるな~と思いました。やはり、主題のはっきりした写真を撮りたいときは、このフィルム強い見方になってくれそうです!


虎づくし

夏が終わりを告げて、秋がやってまいりましたね~。

越後の田んぼも収穫を待つような状態になってまいりました。

農家の方も、その収穫を前に準備を始めてらっしゃるようです。トラクターも、収穫後の田んぼを耕すのを今か今かと待ち構えているようです。

トラクターのような、働く機械は、Kodak Tri-X400というフィルムが合うように思います。このフィルム、粒状感に溢れ、力強いシャドーとキレのあるハイライトの描写が、メカメカしさを際立たせてくれるように思います。

昨日に引き続き、Tri-X400をPENTAX MXに詰めて撮った虎のお写真をお届けしようと思います。

トラクターの存在感をストレートに描写したいな~と思いまして、中望遠のつぁいす・ぷらな~85mmを使ってみました~。

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「いつものJohn・Deere ポトレ」

もう幾度となく撮ってまいりました、この姿。

カメラを変え、レンズを換え、フィルムを変え・・・。

ん~、飽きない!・・・と断言しておきます~(笑)。

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「なんと言ってもリヤタイヤ!」

やっぱり、この虎の最大の魅力はこのボリューム溢れるリヤタイヤかな~と思います!

この後姿に惚れ込んでおります~(笑)。

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「くびれのあるボディ」

こうやって見ると、このJohn・Deere、女性的なフォルムですね~!

美しいバランスなんでございます。

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「鉄仮面」

上↑のJohn・Deereが置かれている、直ぐそばにこんなレアな虎を発見いたしました~!

この鉄仮面風な面持ち・・・なに虎???でしょうか~・・・?

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「これ・・・クボタ?!」

お顔にはK U B O T A と書かれております・・・。

ん?クボタ?!

クボタって、こんな虎作っていたんですね~。

私、こんなクボタ、初めて見ました。相当年季が入っておりましたが、まだ動きそうな雰囲気でした。これ、実は相当小さいタイプなんです。John・Deereの半分以下くらいです(汗)。

それでも、現役でがんばっているんですね~。凄い!

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「高架下で雨宿り」

関越道高架下で見つけました。こちらは、シバウラ製の虎ですね~。

この時、既に雨は上がっていたのですが、その日の前半は雨が降っておりました。なので、このタイトルなのでございます。 

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「雨上がりの山」

さらに近寄ってみてみました。越後の山を見つめる、シバウラです。

ナンバープレートは、ちょっと修正させて頂きました~。

既に日は沈んでしまい、高架下ということもあり暗かったのですが、感度400だと安心ですね~。Tri-X400の粒状感は、ボケの中では浮いてきて、ピント部では切れとなって表れますね~。こういう中望遠ではより引き立ちますね。

虎好きの私には、このフィルム、重宝するかも~!

と、期待感を抱きました~。


静寂に包まれる山寺

先日、Kiev88Cでのお写真をお届けしました、魚沼市五日町にある正眼寺でございます。

山際にひっそりと佇む山門がとても気に入りまして、しばらく写真を撮っておりました。Kievだけでなく、MXでも撮っておりました~。

こちらは、山門から本道へ向かう階段が急で長いのが印象的な場所なんです。

今日は、その階段に着目してまいりましょう~。

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「山門をくぐりて」

まず山門をくぐりますと、しばらく数十メートルほど石畳の道が伸びております。その奥に急な階段が現れます。

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「手水場」

その階段の直ぐ脇には手水場がありました。屋根などはございません。毘沙門天と思しき石造があり、その手前に同じく石造りの手水鉢が置かれておりました。

いずれも苔生して、山寺の雰囲気を存分に醸し出しておりました。

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「切り株」

この切り株、一度通り過ぎたのですが、手水場を撮りながら、どうしても気になりまして、戻って撮りました(汗)。

太い杉の幹の切り株のようです。小さな目がたくさん出ていて、目を引いたんですね~。

でも、この写真・・・ん~、もう少し絞ればよかったですね。FA31mmにC-PLフィルターを付けて、開放絞りで撮ってしまいました・・・(汗)。

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「本道お目見え」

はい、気を取り直しまして(笑)!

では、再度手水場を横目に見ながら長い階段を上って行きました。

上り切ったところに表れますのが、本堂と思しき建物です。

でも、この建物自体にはあまり興味がわかなかったので(汗)、この1枚に留めました。どうにも、新しく、あまりに凛々しかったんですね~(汗)。もっと、寂れた山寺をイメージしておりました・・・。

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「見下ろす光景」

階段の最上段から、振り返って山門を見下ろしてみました。

こうして見ると、遠いですね~(汗)。

Kiev88CとMXを首から提げて上って来たのですが、想いの他バテました~(笑)。運動不足ですね~(滝汗)。

今度からは、ローライフレックスとMXのコンビで行こうと思います!!!

・・・って、運動不足の解消にはならないじゃん!・・・(滝汗)

さて、今日ご紹介したフィルムはKodakのTri-X400です。あまりに有名なフィルムですね~。私はこれまで使用したことがなかったのですが、先日のドイツ出張の際に使ってみました。粒状感溢れる、力強い描写がいいな~と思いまして、越後に戻ってきてからも使ってみました。

こういう奥山のひっそりした山寺を写すには、雰囲気の出るフィルムだと思いました。ちょっと土門拳さんのお写真を思い出してしまいました。今度、仏像をこのフィルムでガチ撮りしてみようかな~・・・などと画策しております(汗)。


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